産地情報

トセパン協同組合

「団結」を意味するトセパン協同組合がスタートしたのは1977年。

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食料や生活必需品が不足していたことと、コーヒー販売において 高い仲介料を取る仲介業者に対抗し、自分たちの暮らしを守り続けていこうと始めた組合運動が最初だった。
現在、組合が生産し、販売している作物は、有機 コーヒー、オールスパイス(香辛料)、マカダミアナッツ、シナモン、はちみつなどである。
これらは、森林農法によって育まれる豊かな森の恵みである。

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この他、コーヒー豆の果肉や皮を利用して堆肥をつくったり、機械用 のアルコールを精製したり、資源を捨てることなく循環させて、さまざまな活動を行っている。

また、女性の自立を目指した活動も活発で、パン屋、トルティーヤ製造、
日用品販売、手工芸品製作と販売などをおこなっている。

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この他、近年、
図書館、研修施設、パソコンルーム、宿泊施設を含む環境教育センター
「カルタイクスペタニロヤン」を設立。子どもから大人に至るまで、組合全
体での環境教育に力を入れている。

しかし、これだけ多様な活動を行っていくには、資金が必要となる。
トセパンの人たちは、資金も外部に頼らず、組合内の活動に必要な予算
や、組合員それぞれが生産のために必要とする資金については、組合内
に設けた自らの金融機関「トセパン・トミン」(お金はみんなのもの、という意味)でまかなっている。

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お互いの信頼関係で成り立っているこの機関では、組合員は担保なしでお金を借りることができるが、だからと言って、ローンの返済が滞ったという事例はこれまで一つもない。
トセパン組合の活動が素晴らしいのは、環境や組合員一人一人に配慮した持続的な活動を行っているというのはもちろん、ナワット族の文化や伝統を守りなが ら、それを活動の中にしっかりと反映させているというところにある。
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このように、地域の環境や自らの文化を守りながら、独自の活動に取り組むトセパンは、 メキシコ政府から「環境賞」や「フォーレスト賞」などを受賞し、高い評価を得るに至っている。


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