【福島の子どもたちを救うための署名】と報告

報告が届きました。

グリーン・アクションのアイリーン・美緒子・スミスです。
今日、福島の子どもを守る署名に関するAVAAZの手紙を代行として内閣府に届けました。国会議員事務所がアポを取って下さいました。昨日(11月10日)、AVAAZはこの手紙を先方にファックスしています。署名は量が多すぎるのでファックスは受け取れないとのことだったそうです。私はAVAAZのスタッフではありませんが、多くの署名者の想いと要求が伝わると思い、届けることにしました。

AVAAZの署名について

署名の文面:

内閣総理大臣 野田佳彦 殿:
私たち憂慮する市民は、日本政府が、 未だに高放射能汚染地区に閉じ込められ
ている福島市の子ども達を守るため、 早急に行動をとるよう強く要請します。
特に、渡利地区の住民に避難の権利があることを認識し、 安全地域に移住した
いと望む人々に緊急の支援を提供するよう求めます。 子ども達、孫達の未来が
かかっています。もはや時間はありません。

        *         *        *

AVAAZ」という「世界の人々の観点または価値観によってグローバルな意思決定がなされるよう積極的にキャンペーンを展開するコミュニティ」が呼びかけている【福島の子どもたちを救うための署名】が今、すごい勢いで署名者の数を増やし続けています。あなたもこの動きに参加しませんか。

「2万人分の署名が集まるようご協力ください」という呼びかけでしたが、
11月10日10:35現在 75,620人が署名がしています。

今現在、福島市とその付近では、数千人の地元住民が、高レベル汚染地区に閉じ込められています。黒い雨が空から降り、地元の農作物は汚染され、津波によって住む場所をなくした家族やその子供達は避難することもできません。それでも政府は彼らを助けることを拒んでいます。

そこで福島の女性たちが動きだしました。日本中から数百人のサポーターが集まり福島の子供たちが避難するための支援を野田総理大臣に求めるため、東京の経済産業省前に座り込み、訴えています。私たちも彼女達と供に訴えることができます。

これは事実上、彼らの命をかけた行動です。放射能汚染の真只中にいる子供達には、時間がありません。 プレッシャーを感じ始め、日本政府は24時間後に緊急会議を開催する予定です。福島の母と子供たちをサポートしよう!下記の緊急署名嘆願書に署名の上、このEメールを拡散してください。嘆願書は、会議前に、首相官邸に直接届けます。

内閣総理大臣 野田佳彦 殿:

私たち憂慮する市民は、日本政府が、 未だに高放射能汚染地区に閉じ込められている福島市の子ども達を守るため、 早急に行動をとるよう強く要請します。 特に、渡利地区の住民に避難の権利があることを認識し、 安全地域に移住したいと望む人々に緊急の支援を提供するよう求めます。 子ども達、孫達の未来がかかっています。もはや時間はありません。


座り込み:福島の女性ら「原発止めたい」 経産省前で訴え
(毎日新聞 2011年10月27日 18時10分)

 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県の女性らが27日、「立地県の住民として、今こそ日本中の原発を止めたい」などと訴え、東京・霞が関の経済産業省前で3日間の座り込みを始めた。

 福島県の女性約50人や首都圏など県外からも数百人の女性が集まった。「脱原発」「怒」など思い思いのメッセージを込めた旗や紙を掲げた。

 福島県川俣町から山形県米沢市へ子供2人と避難しているNPO法人理事長の佐藤幸子さん(53)は「このままでは、命を未来へつないでゆく母性が許さない。その思いを込めて座り込みをする」と力強く訴えた。

 福島市から福岡県福津市へ4歳の娘と避難している宇野朗子さん(40)も「世界が原発や核と決別するよう、祈るような気持ちだ」と話した。


「脱原発」福島の女性ら660人 経産省前で座り込み
(2011年10月28日 06:00 スポニチ)

 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県の女性らが27日、「立地県の住民として、今こそ日本中の原発を止めたい」などと訴え、東京・霞が関の経済産業省前で3日間の座り込みを始めた。

 福島県の女性約60人のほか県外から約600人が集まり、計約660人が参加。「脱原発」「怒」など思い思いのメッセージを込めた旗や紙を掲げた。

 世話人の1人で福島県西郷村の主婦地脇美和さん(41)は、経産省職員に要請書を手渡し「子供がいて参加できない人もいるが、これ以上原発の被害に遭う人を増やしたくないという女性たちの思いを直接伝えた」と話した。同県郡山市の主婦石塚キヨ子さん(64)は3人の孫がおり、「孫たちになんという重荷を背負わせてしまうのか。自分が生きている間にせめて脱原発の方向にもっていかないと、死んでも死にきれない」と力強く訴えた。


「福島の女たちの座り込み」 経済産業省前(動画4分)

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