高木大臣には、辞任してもらいましょう

5月23日、20mSv撤回と子どもたちの被ばく最小化を求める福島県の親たちがバス2台で文科省へ。ところが高木大臣は面会拒否を宣言

20ミリシーベルトのままだと数百から数千人の子どもがガンになる可能性があります。

子どもたちは今、自然放射線量の165倍、米国基準の133倍の放射線被ばくを許容されている

日本の子どもたちは今、1時間につき自然放射線量の165倍、米国環境保護庁(EPA)によってアメリカ国民に許容されている基準の133倍の放射線の被曝が許容されている。日本の学童たちは、国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力発電所の放射線業務従事者に薦める基準と同じレベルまで放射線被曝してよいというわけだ。放射線業務従事者と違って、子どもたちは自分らがどれだけ被曝したら避難するかどうか、選べる立場にはない。日本政府が決めたこの放射線被曝限度は、何千人もの子どもたちを無情にも傷つけることになる。

ノーベル賞受賞の医師団体が「子どもの許容被ばく線量高すぎる」

文部科学省が設定した子どもの被ばく線量「20ミリシーベルト」問題で、米国、オーストラリア、ドイツなど世界から批判の声が上がっています。

ノーベル賞も受賞した国際的な医師の団体がワシントンで会見し、文部科学省が子供の1年間の許容被ばく線量の目安を「20ミリシーベルト」に設定したことに疑問を呈した。

アイラ・ヘルファンド医学博士:「衝撃的だったのは、日本政府が福島の子供たちの許容被ばく線量の基準を高く設定したことだ」 ヘルファンド博士は、「子供の場合、がんになるリスクが成人よりも2倍から3倍高くなる」と指摘して、許容される被ばく線量の基準を引き下げるよう求めた。

「自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」抗議の辞任
いのちを脅かす「年間20ミリシーベルト」を許すことはできない。
「学校の放射線基準は、年間1ミリシーベルトとすべき。年間20ミリシーベルト近い被ばく者は約8万4000人いる原発の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と内閣官房参与、抗議の辞任。

原発は、事故を起こさなくても小児白血病とガンを増やしている
ドイツ政府の調査で、原発から5km以内に住む子どもが小児ガン・小児白血病ともに他の地域と比べて高い発病率を示していた。小児がんで1.61倍、小児白血病で2.19倍(日本も全国の原発周辺で早急に調査する必要がある)

電力会社や原子力安全委員会や保安院が「微量」と言っている量でもこれだけの小児ガンと小児白血病を生み出しているので、これまでの許容限度である1ミリシーベルトでも相当な子どもたちが被害を受けるだろう。それを20倍にした場合、どれだけの犠牲者が出るか・・・いや、そんなことは決して許してはならない。

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