原発は、事故を起こさなくても小児白血病とガンを増やしている

日本ではマスメディアがほとんど報道しなかったため、あまり知られていませんが、原発に近い地域ほど白血病やガンの発症率が高いというドイツ政府の調査結果があります。

1980年から2003年の間にドイツ連邦政府が行なった調査で、5歳以下で小児ガンと小児白血病を発症した子どもについて、ドイツ国内の22基の原発を含む16の原発の立地点から子供たちの居住地までの距離と発症の相関関係が調査されました。約6300人の子どもたちのデーターから得られた結果は、原発から5km以内に住む子どもが小児ガン・小児白血病ともに他の地域と比べて高い発病率を示していました。小児がんで1.61倍小児白血病で2.19倍という有意な結果で、統計的に高い発症率であることが明らかになりました。

また、原発は事故を起こさなくても乳児の死亡率を高めています。(米国の調査)
原子炉閉鎖で乳児死亡率激減」 最大で54.1%マイナス 米研究機関が発表

上記のドイツと米国の記事から分かることは、原発というものは、日常の運転中に放出される「微量」の放射能によって、白血病やガンを増やしたり、乳児を死亡させているということです。

★文部科学省が決めた福島県の子どもの放射能安全基準「20ミリシーベルト」は、どれだけの犠牲を生むことになるのでしょうか。

この被ばく基準で、何人の子どもたちが亡くなりますか?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次