菅首相 「世界で最も自然エネルギーと省エネが進んだ国へ」

首相は、浜岡以外の原発の安全対策について「これまでの基準がそのままでいいということにはならない」と指摘、2030年に原発の割合を5割にする政府のエネルギー計画の白紙見直しに改めて言及し、「世界で最も自然エネルギーと省エネが進んだ国(になる)という方向性を示すことが必要だ」と強調した。


浜岡停止「歴史が評価」=国内原発、検証後に安全策 首相 [時事通信社]

 菅直人首相は13日午後の参院予算委員会で、浜岡原発(静岡県御前崎市)の全面的な運転停止を中部電力に要請したことについて「地震の可能性が突出して高い所に立地する特殊性から、国民の安心、安全にとって必要と考えた」と改めて説明した。その上で「私の政治判断、(海江田万里)経済産業相を含めた政治判断であり、評価は歴史の中で判断してほしい」と述べた。
 首相は、浜岡以外の原発の安全対策について「これまでの基準がそのままでいいということにはならない」と指摘し、近く設置する福島第1原発事故の調査委員会の検証を踏まえて対応する考えを示した。2030年に原子力発電の割合を5割にする政府のエネルギー計画の白紙見直しに改めて言及し、「世界で最も自然エネルギーと省エネが進んだ国(になる)という方向性を示すことが必要だ」と強調した。(2011/05/13-17:28)

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