2022年5月3日の読売新聞で紹介されました

環境や支援 考えるカフェ 無農薬コーヒー、有機野菜
(2022年5月3日 読売新聞)

【SDGs つづく未来へ】

途上国から有機栽培のコーヒーなどを適正価格で購入し、現地の人たちの自立を支援するフェアトレードに取り組んでいる水巻町の会社「ウインドファーム」が、カフェを同町猪熊にオープンした。環境保全に配慮しながら農産物の栽培を続ける現地農場の取り組みも紹介しており、代表の中村隆市さん(66)は「地球温暖化の問題や途上国支援に関心のある人に、気軽に訪れてほしい」と呼びかけている。 (柿本高志)


店名は「オーガニックカフェ ウインドファーム」で、広さは約170平方メートル。遠賀川に架かる御牧大橋の近くにある飲食店跡を改装し、4月22日にオープンした。

長年、ブラジルで農薬を使わないオーガニックコーヒーを生産している農場主にちなんで命名した「カルロスさんのコーヒー」や、エクアドルとメキシコの豆をブレンドした「ハチドリのひとしずく」などオリジナルのコーヒーを楽しめる。有機栽培した野菜をたっぷり使った筑紫野市の「オーガニックパパ」の弁当も販売する。
中村さんは、途上国のコーヒー農場で多くの子どもたちが働き、大量の農薬を使うケースが多いことを知り、「有機農法を広め、子どもたちの置かれた状況を改善したい」と、1988年に無農薬コーヒーの取引を始めた。国内外でフェアトレードの大切さを訴え続けており、現在は、中南米や東南アジア各国からコーヒーや紅茶、カカオ豆なども輸入している。今回オープンさせたカフェの店内では、フェアトレードや有機農法など各国の取り組みを紹介する映像を流し、パネルも展示。メキシコを中心に中南米各国で広がっている森林農法も紹介している。
この農法では、樹木や多様な果樹、トウモロコシといった農産物を植えた農場でコーヒーなどを栽培している。多くの人々が農法を通じて生活しながら働いており、荒れた農場の再生と森を育てる取り組みとして注目されている。

カフェではこうした環境問題に関心がある大学生らもスタッフとして働いている。その一人、北九州市立大国際環境工学部3年の中牟田リラさん(20)は、地球温暖化や環境保全に関する啓発活動をする中で、中村さんと知り合い、スタッフとなった。
中牟田さんは「自分たちが考案した有機バナナの粉を使ったクレープのメニューもある。気軽に来店して、環境問題や森林農法への関心を持ってほしい」と願っている。

*2024年3月末現在、カフェはテイクアウト・コーヒー焙煎研究所として移転するためにクローズいたしました。これまでカフェをご利用いただいたお客さま、ありがとうございました。ご不便をおかけいたしますが、新たに水巻町のショップでお待ち申し上げております。

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