スロービジネススクール新入生へのメッセージ

スロービジネススクール新入生へのメッセージから一部抜粋

7期さんぽコースに入学された皆さん、おめでとう!

自分たちが学ぶ学校自体を「自分たちで創っていく」というコンセプトの
スロービジネススクール(SBS)。そんな、あまり例がない「変なスクール」に
参加してくれて、ありがとう。

このビジネススクールは、人よりもたくさん儲かるビジネスを教える場所
ではありません。人も自然も皆がハッピーになる仕事を学びあう場です。

5年前の5月にSBSが開校し、SBS学生が理事になって、4年ほど前に
スロービジネスカンパニー(SBC)が設立され、SBS学生を社員として
雇い、ウェブショップ膳をつくり、学生がつくった商品も販売できるように
なってきました。https://shop.slowbusiness.org/

11月下旬から12月中旬にかけて私は、ピースボートに水先案内人として
乗船し(https://www.peaceboat.org/index_j.html)船上で誕生日を迎え
たくさんの乗船客からお祝いしてもらいました。お礼の気持ちを込めて、
「船内新聞」にこんなことを書きました。

・・・・・・
誕生日は、命がけで生んでくれた母に感謝する日。
父と祖先と母なる大自然、地球に感謝する日。
誕生日を祝って下さった皆さん、地球レンジャー、
そして、水先案内人パートナーの皆、ありがとう。
今、危機的な状況にある地球をみんなで救いたい。
・・・・・・

2年前に「地球を救おう」という想いで、「豪快な号外」という新聞を
てんつくマン(元お笑い芸人、映画監督、路上詩人)という友人と
3000万部発行しました。https://www.teamgogo.net/
https://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200711191207401

そのてんつくマンが先月、「天国はつくるもの(パート2)」という映画を
完成させ、全国で自主上映を開始しました。(誰でも上映会を主催する
ことができます。https://maketheheaven.com/movie2/)

この映画は、いのちの誕生(出産)から始まり、後半には、末期がんを宣告
されながらも生き続け、ホノルルマラソンを完走する人たちが登場します。
この映画からいのちの有難さや大切さ、そして、素晴らしさを感じる人が
多いようです。(機会があったら観て下さい。私も少し出ています。)

また、先月(11月11日の世界平和記念日に)私は、SBS学生の仲間たち
30数名と「株式会社おかげさま」という会社をつくりました。

「おかげさま」という社名は、人は、決して一人では生きることができない。
空気や水や食べ物、それを生み出す森や大地や海や微生物、そして、太陽や
月などを含む大自然と多くの人たちのおかげで私たちは生かされているということ。
そのことが人々に理解されていけば、いのちを大切にする社会に向かっていく
だろうと考えています。

この会社は、会社設立後に少しずつ事業内容を決めていくという変な会社で、
これから具体的なことを決めて、いろいろと実験的な事業にチャレンジする
予定です。また、定期的にボランティア的な「社員」も募集する予定なので、
気が向いた人は参加して下さい。

SBSには魅力的な学生がたくさんいます。そして、多様な事業や取り組みを
展開しています。MLで流れる情報やウェブサイトhttps://www.slowbusiness.org/を
探訪しながらできるだけ合宿や各地で行われる活動に参加して、交流して下さい。

これから皆さんと一緒にスロービジネスを学び、広める活動ができることを
とてもうれしく思っています。

SBSコーチョー
   中村隆市

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