外部被曝だけで、4カ月最高37ミリ 福島3町村の住民調査

外部被ばく、4カ月最高37ミリ 福島3町村の住民調査

 東京電力福島第1原発事故で、福島県浪江、川俣、飯舘の3町村の住民約1730人が4カ月間で受けた外部被ばく線量は、推計で平均1ミリシーベルト強、最高37ミリシーベルトだったことが9日、県への取材で分かった。住民の外部被ばくの実態が判明するのは初めて。

 この推計値は、県民健康管理調査で住民が自ら記入した行動記録を基に、文部科学省の測定や緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による各地の空間放射線量を参照し算出された。

 県によると、約半数が4カ月間で平常時の年間限度1ミリシーベルトを超える被ばくをしていたという。
2011/12/09 11:49 【共同通信】


外部被曝、最高37ミリシーベルト 福島住民調査で推計
(2011年12月9日3時13分 朝日新聞)

 東京電力福島第一原発の事故による福島県民の外部被曝(ひばく)線量について、住民約1730人の推計値が最高37ミリシーベルト、平均1ミリシーベルト強だったことが県の解析でわかった。今回の対象は、飯舘村など比較的、空間線量が高い3町村の住民だが、約半数の住民が4カ月間で平常時の年間限度1ミリシーベルトを超える被曝をしていた。

 住民の外部被曝の実態が判明するのは初めて。県は近く結果を公表し、本人に郵送で連絡する。

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