宮城の子どもに甲状腺検査 内部被ばく検査も検討

宮城の子どもに甲状腺検査 福島隣接の2地区
(2011/12/04 11:12 共同通信)

 宮城県は4日、東京電力福島第1原発事故で広がった放射性物質が健康に与える影響を検証するため、福島県に隣接する丸森町の2地区で小学生以下の子ども83人を対象に甲状腺検査を始めた。

 宮城県によると、空間からの被ばく線量は南部を除く県内の大半で年間1ミリシーベルト以下と推計された。しかし、丸森町の筆甫、耕野両地区はそれぞれ4・1ミリシーベルト、2・8ミリシーベルトと比較的高く、保護者の間で懸念が広がっていた。

 県は甲状腺検査以外にも、ホールボディーカウンターを使った内部被ばく線量の検査の実施を検討している

※甲状腺検査のため、会場に入る親子=4日午前、宮城県大河原町

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