不当表示で九電に排除命令 「オール電化で得」異なる

 ガスとの併用に比べ「オール電化住宅は30年間で約300万円おトク」と
する九州電力(福岡市)のチラシの記載が事実と異なるとして、公正取引委員
会は15日、景品表示法違反(有利誤認)で同社に排除命令を出した。公取委
の電力会社への排除命令は初めて。


 公取委によると、電気給湯器とIHクッキングヒーターの購入や設置工事で
初期費用が約100万円必要なのに、チラシには記載がなかった。30年の間
には機器の買い替えも必要で、節約できるとされる金額を上回る出費もあり得
るという。
 チラシには、新築住宅への導入で特定の住宅ローンを組めば、30年間でさ
らに約50万円得になるとも記されていた。
 九電によると、このチラシを挟んだパンフレットを計約20万部発行。昨年
10月から今年8月にかけて、営業所や機器の販売店などで約18万部配布し
た。九電は「公取委の指摘を真摯に受け止めたい」としている。
2008/10/15 19:46 【共同通信】
記事
■関連情報
  公正取引委員会
  https://www.jftc.go.jp/
  九州電力株式会社に対する排除命令について(PDF)
  https://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.october/081015.pdf
  排除命令書(PDF)
  https://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.october/081015haijyo.pdf
(中村コメント:以下の記事も読まれることをお薦めします)
電磁波の問題 https://www.kj-web.or.jp/denjiha/index.html
オール非電化住宅 https://greenerw.exblog.jp/6308202/
非電化工房 https://www.hidenka.net/jtop.htm

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