幼稚園、保育園からセシウム2万7000ベクレル 新潟県十日町

幼稚園、保育園からセシウム=最大2万7000ベクレル―新潟・十日町
(時事通信)

 新潟県十日町市は22日、市内の幼稚園と保育園の敷地から、1キロ当たり最大2万7000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。市は外部に影響を与えないよう、検出場所付近を密閉する応急措置をした。県や国と処理方法を協議している。

 市によると、1カ所の幼稚園の庭内で草や葉が集められた場所と1カ所の保育園の雨水貯水用容器にたまった汚泥から、それぞれ1キロ当たり2万7000ベクレルと1万8900ベクレルのセシウムを検出した。

 災害廃棄物の焼却灰に関する国の指針では、1キロ当たり8000ベクレルを超えた場合、埋め立て処理できない。市はこの指針を準用した。

 地上1メートルの空間放射線量は、両園とも数値は通常の範囲内だったという。 

[時事通信社]

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