乾燥シイタケ出荷自粛22市町に拡大 栃木で最高6940ベクレル

【栃木県】
乾燥シイタケ出荷自粛22市町に拡大 大田原で最高6940ベクレル
(12月1日 下野新聞)

 県環境森林部は30日、を最高に、6市町の乾燥シイタケから国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された、と発表した。県は農協単位で検査しており、6市町を所管する6農協管内の12市町に乾燥シイタケの出荷自粛を要請。出荷自粛は、25日時点で対象となった茂木町など10市町と合わせ、22市町となった。

 新たに出荷自粛となったのは大田原、那須塩原、那須、那須烏山、那珂川、宇都宮、日光、鹿沼、栃木、壬生、岩舟、足利の12市町。最低値は足利市の782ベクレル。

 野木町が110ベクレルと基準値を下回ったため、JA小山管内の小山、野木の2市町は自粛対象から外れた。下野、上三川の2市町は生産農家がない。

 県は3月11日の福島第1原発事故以降の春季に収穫・加工された乾燥シイタケも出荷自粛を要請。15市町に自主回収を求めた。

 検査は秋の収穫期に合わせ出荷前に実施。今秋分は出荷されていないという。

 同部が同日発表した那須塩原市の原木栽培シイタケ(露地)は277ベクレル、益子町の原木栽培ナメコ(露地)は112ベクレルだった。


干しシイタケ、12市町出荷自粛 栃木
(2011.12.1 産経ニュース)

 県林業振興課は30日、JAなすの管内の大田原市やJAうつのみや管内の宇都宮市など6つのJA管内の農家で原木栽培し、加工した干しシイタケから、基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える6940~782ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県は6JA管内の12市町に今秋、収穫し加工した干しシイタケの出荷自粛と自主回収を要請した。

 県内はこれで出荷自粛が22市町となり、小山市と野木町の2市町だけが出荷可能となっている。

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