2012/08/02

発言者ほとんどが原発「0%」 福島で意見聴取会

発言者ほとんどが原発「0%」 福島で意見聴取会
(2012年8月1日 20時36分 東京新聞)

政府は1日、東京電力福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー・環境政策について直接国民から意見を聞く意見聴取会を福島市で開いた。意見表明したほぼ全員が、2030年の原発依存度について「0%」の選択肢を主張し「県民99・9%の願いだ」などの意見に会場から大きな拍手が起きた。

聴取会は一般傍聴者も含め参加者は福島県在住者か、事故後に県外へ避難した人に限定、約150人が参加。発言者の人数を他会場の12人から30人に増やし、開催時間も1時間延長して約3時間とした。政府のエネルギー・環境会議が示した原発依存度0%、15%、20~25%の三つの選択肢に縛られないようにした。
(共同)

脱原発・政府不信、口々に 福島で意見聴取会
(2012/8/1 21:28 日本経済新聞)

 政府のエネルギー・環境会議が1日、福島市で開いた意見聴取会で、30人の登壇者のほぼ全員が、2030年の原発依存度の選択肢のうち「0%」を主張した。大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に踏み切った政府への不信感は根強く、「聴取会がアリバイ作りに使われるのではないか」と疑う声も上がった。

 「選択肢が3つしかないから『0%』を選んだが、一日でも早く全原発を廃炉にしてほしい」。福島県伊達市の会社員、羽賀ますみさん(57)はそう訴えた。疑問だったのが、原発の利点として「低コストや環境の国際貢献」を挙げた政府の説明資料。「除染や賠償に莫大なお金がかかり、放射能を世界にばらまいたのに……。正しい資料で正しい選択をしたい」と壇上から力を込めた。

 「国の用意したシナリオを討論すること自体に矛盾を感じる」とは田村市の自営業、吉田正之さん(49)。再稼働した大飯原発の地下にあるとされる活断層の調査はこれから。「全原発を調査してデータを開示してから、初めて討論の場になるのではないか」

 福島市の主婦、穴沢明子さん(54)は「この意見聴取会を国のアリバイ工作にしてほしくない」と訴える。大飯原発の再稼働にあたり野田佳彦首相は「国民の生活を守るため」と発言。「私たち福島県人は国民ではないのか。もう信じられない」

 脱原発や国の責任を追及する発言に、会場からは時に発言者の声が聞こえないほどの拍手が寄せられた。「0%だと代替エネルギーが確保されていない」との発言にヤジが飛ぶ一幕も。終了後には、細野豪志環境相に出席者が詰め寄る場面もあった。

2012/08/01

原子力規制委 「ムラ人事」ではだめだ (東京新聞社説)

多くの人に広めたい東京新聞の重要な社説です。

原子力規制委 「ムラ人事」ではだめだ
(2012年7月31日 東京新聞社説)

 政府が新たに発足させる原子力規制委員会の人事案を国会に提示した。顔ぶれを見ると「原子力ムラ」との決別はとても期待できない。選考過程も密室で決まっている。ゼロから見直しすべきだ。

 原子力規制委員会の設置は福島原発事故の反省を踏まえて、原発推進を目指す原子力ムラ勢力から脱却した規制機関をつくることが、そもそもの目的だった。

 これまでの原子力安全委員会と原子力安全・保安院はともにムラの強い影響下にあった。国会の事故調査委員会報告が「規制する側が規制される側の虜(とりこ)になっていた」と指摘した問題だ。それが事故の遠因でもある。

 委員長はじめ委員は五年の任期中、破産した場合などを除いて罷免されないなど、委員会は国家行政組織法第三条に基づく高い独立性を付与されている。だからこそ、委員たちが本当に独立した人材であるかどうかが決定的に重要なポイントになる。

 ところが今回、委員長候補である田中俊一氏の経歴を見ると、とても原発政策について中立、独立の立場の人間とは思えない。国の原子力政策を推進してきた原子力委員会の委員長代理を務めたほか、核燃料サイクルの推進研究をする日本原子力研究開発機構の副理事長でもあった。

 福島事故の後、住民が帰還する汚染基準について楽観的な高めの数字を主張するなど、識者からは「田中氏は原子力ムラの村長さん」という批判も出ている。

 国会事故調報告は新しい規制組織の要件について高い独立性とともに、委員の選定は第三者機関に第一次選定として相当数の候補者を選ばせたうえで、国会が最終決定する透明なプロセスを経るよう提言した。だが、なぜ田中氏なのか、他の候補者はいなかったのかなど、まったく不透明だ。

 規制委は原発再稼働を認める現行の暫定基準を見直し、新たな基準作りも担う。このままでは規制委が原子力ムラに乗っ取られ、関西電力大飯原発だけでなく全国の原発がなし崩し的に再稼働されてしまうのではないか、という懸念も広がっている。

 人事案の最終決定は国会が同意するかどうかにかかっている。ところが、事故調報告を受けた国会は民主、自民両党の反対で黒川清事故調委員長の国会招致さえ決まらない。今回の人事が原発政策の大本を決めるのは間違いない。国会は事故調の提言に沿って委員選考をやり直してほしい。

2012/07/31

米GE 最高経営責任者 原発「正当化難しい」

米GEのCEO、原発「正当化難しい」 英紙に語る
(2012/7/31 9:54 日本経済新聞)

 米電機・金融大手ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフ・イメルト最高経営責任者(CEO)は、30日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、原子力発電が他のエネルギーと比較して相対的にコスト高になっていると指摘し「(経済的に)正当化するのが非常に難しい」と語った。

 発言の背景には、東日本大震災の影響で原発に関わるコストの上昇が見込まれる一方、技術の進歩で地中深くの岩盤から採取される「シェールガス」の増産が進んで、天然ガスの価格が10年来の安値水準を続けていることがある。

 イメルト氏は「天然ガスが非常に安くなり、いずれかの時点で経済原則が効いてくる」と述べて、原発が経済的に見合わなくなる可能性を示唆。「世界の多くの国が(天然)ガスと、風力か太陽光の組み合わせに向かっている」と述べた。

 GEは電機メーカーとして原子力発電の普及を担ってきた。現在も日立製作所と組んで原子炉メーカー世界大手の一角を占めるが、原発事業はGE全体の売上高の1%にも満たないという。(ニューヨーク=共同)


米GE「原発の正当化、難しい」 CEO発言、英紙報道
(2012年7月30日21時19分 朝日新聞)

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフ・イメルト最高経営責任者(CEO)が、原子力発電について「正当化するのは大変難しい」と述べた、と30日の英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。

 GEは日立製作所と原発事業で提携し、東芝―米ウェスチングハウス、三菱重工業―仏アレバとともに、原子炉メーカーの世界3大勢力の一角を占める。東京電力福島第一原発の1号機を建設したのもGEだ。

 ところがイメルトCEOは同紙に対して、世界の多くの国で価格が安いガスによる発電に移行しつつあると指摘し、「ガスと風力か太陽光発電の組み合わせに、多くの国が進んでいる」との見方を示した。

2012/07/30

脱原発の飯田候補は、「原発を争点にしない戦術」に負けた?

山口県知事選 「脱原発」を掲げた飯田候補は、山本候補の「原発問題を争点にしない戦術」に負けた?

「飯田氏に上関原発計画の是非が争点化されると、山本氏は計画凍結を訴えて防戦」(毎日新聞) 当選後に山本氏は上関原発の凍結を表明したが、政府の新たなエネルギー政策の行方を見守る姿勢で、計画再開にも含みを残した。(共同通信)

◆上関原発建設77%反対 出口調査
(2012年7月30日 西日本新聞朝刊)から抜粋

共同通信社が実施した山口県知事選の出口調査で、中国電力が進める上関原発計画への賛否を尋ねたところ「新規建設しない方がよい」が77.9%と圧倒的多数で「新規建設した方がよい」は15.9%にとどまった。

建設反対の回答のうち、計画凍結を主張した山本繁太郎氏の支持が42.0%、白紙撤回を掲げたNPO法人所長飯田哲也氏は42.6%と拮抗した。建設賛成では、山本氏が69.4%を集め、他候補を圧倒した。

投票の際に原発問題を重視したかどうか質問したところ、62.4%が「重視した」と回答、「重視しなかった」の34.4%を大きく上回り、関心の高さをうかがわせた。

重視した人のうち46.6%が飯田氏に投票したが、山本氏も41.5%を集めた。重視しなかった人は55.0%が山本氏に投票した。

山口県知事に山本氏当選 上関原発の凍結表明
2012/07/30 02:02 【共同通信】

 任期満了に伴う山口県知事選は29日投票、即日開票の結果、無所属新人の元国土交通審議官山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=が、NPO法人所長飯田哲也氏(53)ら無所属3新人を破り初当選した。

 中国電力が進める上関原発建設計画(同県上関町)への対応などが主な争点だった。原発計画の白紙撤回を唱えた飯田氏も善戦。山本氏は当選が決まった同日夜、山口市で記者団に「県民の安全安心を第一に考えて対処する」と述べ、凍結方針をあらためて示した。政府の新たなエネルギー政策の行方を見守る姿勢で、計画再開にも含みを残した。

山口知事選:自公推薦の山本氏当選 脱原発の飯田氏ら破る
(毎日新聞 2012年07月29日 23時54分)

 山口県知事選は29日投開票され、元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=が、脱原発を掲げる「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)ら3氏を破り、初当選を果たした。投票率は45.32%(前回37.21%)。

 選挙戦では、飯田氏が山本氏を追い上げた。中国電力(広島市)が同県上関町に予定する上関原発計画の是非が大きな争点だったため、国の原発行政への批判が有権者の間に広がっていることを示唆した。更に、飯田氏が大阪維新の会の橋下徹・大阪市長のブレーンを務めていたことから、既成政党批判も広がっていると言えそうだ。

 衆院山口2区の自民党候補から転身した山本氏は、3月に出馬表明し、中央とのパイプを生かした公共事業誘致や産業力の強化を訴えた。告示前1カ月弱の飯田氏の出馬表明で、上関原発計画の是非が争点化されると、山本氏は計画凍結を訴えて防戦。自公両党や100以上の業界団体の組織力をフルに生かして勝利した。

 投票日直前の23日には、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが米軍岩国基地(同県岩国市)に強行陸揚げされ、陣営では既成政党批判が一気に高まることが懸念された。しかし、今期限りでの引退を表明し、山本氏を後継指名した二井関成知事が陸揚げについて国に抗議。自民党も、石原伸晃幹事長ら「大物」を続々山口入りさせて組織固めをして引き締め、最終的に逃げ切る形となった。

 一方、飯田氏は脱既成政党、原発計画撤回を掲げて、山本氏を猛追した。政党や団体に支援を求めず、ボランティア中心の「草の根」選挙を展開。出身地の周南市の票を堅くまとめた。福島原発事故以降、有権者の間に浸透している原発への抵抗感も飯田氏を後押ししたが、出足の遅れなどから届かなかった。

 民主党衆院議員を辞職した高邑勉氏(38)、医師で元県課長の三輪茂之氏(53)は、山本、飯田両氏の間で埋没する形となった。【尾村洋介、佐野格】


【脱原発 保守地盤揺らす】 山口県知事選
(2012年7月30日 西日本新聞朝刊)から抜粋

目を赤く腫らしていたが、最後まで笑顔は絶やさなかった。
「保守王国と言われる山口で、全く政党の支援を受けず、ここまで追い詰めるよい戦いができた。この成果を必ず明日につなげていきたい」。
29日夜、山口県知事選で敗戦の弁を語るNPO法人所長の飯田哲也氏の顔には達成感がにじんだ。

「脱原発」を掲げて自民、公明が推す元国土交通審議官山本繁太郎氏に挑み、善戦した。訴えは「既成政党離れ」の追い風を受け、保守王国を揺さぶった。

◆既成政党離れの風  飯田氏 「追い詰めた」

「奇跡が起こる余地はあります」。6月、立候補を迷う飯田氏は選挙プランナーの男性からこう助言された。根拠は世論調査。飯田氏は県内で知名度が高まれば支持率も伸びる可能性が高い。最後は「動物的な勘」で出馬に踏み切った。

6月下旬、数十人単位のミニ集会を各地で始めると、すぐに雰囲気が変わり始めた。「やっと選択肢ができた」「絶対変えて」。会場で次々と声をかけられた。97歳の女性は「初めて投票したい人に出会った」と手を握り締めた。集まったボランティアスタッフは延べ約1千人。資金カンパは2千万円を超えた。

持論の「脱原発」も、中国電力が計画する上関原発建設の「白紙撤回」だけでなく、自然エネルギーによる地域活性化策まで踏み込んだ。

期待した投票率。前回より上がりはしたが、奇跡が起こるほどではなかった。「それでも」と飯田氏は言う。「しがらみのない人たちに支えられた選挙。それがここまで広がりを持った。新しい足場はできた」

「本来は、もっと票差を広げるべきなのだが・・・」。初当選を決めた山本氏の万歳三唱後、自民県連幹部は複雑な表情を見せた。

「原発問題だけが県政ではない」「エネルギーの専門家に県政を任せられるか」。山本陣営は連日、「反飯田」のキャンペーンを展開。原発問題に争点を絞らせない戦術をとった。

狙い通りに進んだはずが圧勝できなかった。「脱原発票だけでなく既成政党離れが進んでいるのは間違いない。党が信頼回復できるのか、今が正念場だ」。幹部は表情を曇らせた。

2012/07/29

菅原文太 脱原発のため くだらぬ番組の時はTV消すことを提案

菅原文太 脱原発のためくだらぬ番組の時はTV消すことを提案
(2012.07.28 NEWSポストセブン SAPIO 2012年8月1・8日号)

 被災地である宮城県出身で、震災後は積極的に支援活動を行なってきた俳優・菅原文太氏(78)。テレビなどに出演する傍ら、3年前から山梨県で農業を営む菅原氏に、原発再稼働と脱原発デモについて、聞いた


高原 眞由美さんの写真

 * * *
 大飯原発が再稼働した。このままなし崩し的に他の原発も再稼働することになってしまうのではないかという疑念があるが、このままだと実際にそうなるだろう。

 それに抗う手段は、今回の脱原発デモのように、それでもNOと言い続けることしかないが、既に再稼働をした以上、今後は強いリーダーというのかな、理論を持って主張することができる、強烈な向かい風にも逆らって市民を引っ張っていくことができるリーダーが必要だと思う。それはたぶん、政治家じゃないね。思いがけないところから、辺境から生まれてくる人間だと思うね。

 市民を散らさず、まとめあげていけるリーダーの登場が待たれるんだけど、いまはまだいない。先日、福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長と対談したときに、「原発事故が風化しつつあることをひしひしと感じる」とおっしゃっていたのが印象に残っているが、強いリーダーが現われて、事故が風化する前になんとかしてくれることを望みますよ。

 ただ、そのためには、市民の側もいろいろと努力しないといけない。日本は高度経済成長時代以降、経済規模が大きくなること、そのために消費することを称賛してきた。テレビをつければ「あれを買え、これを買え」と欲望を煽り、誰も彼もがカネカネと言っている。資本主義というのは、まあ、そういうシステムでしょうが、その中で、もう、日本は壊れ始めている。溶け始めている。メルトダウンといってもいいのかもしれない。

 だから、ここで、「皆でちょっと、我慢する」ということをすればいいと思う。何十年も前の生活にまで戻る必要はない。子供部屋にそれぞれテレビがあるなら、それはやめにして一家に一台、居間のテレビだけにして皆で観るとか、くだらない番組のときはテレビを消すとか、夜中番組を放送し続けるのをやめるとか、電球はLEDに換えるとか……。

 日本中の電球をすべてLEDに換えればすごく大きな節電になるはず。0か100かではなく、みんなが10ずつ我慢すれば、大きく変わっていけると思う。

※SAPIO2012年8月1・8日号


菅原文太氏、新党結成を激白 国会議員は被災地で働け! 復興予算流用に怒り
(2012.11.13 ZAKZAK)から抜粋

 呼びかけ人には東北大学大学院の安田喜憲教授やアフガニスタンの難民支援で有名な医師の中村哲氏、JR東日本の松田昌士元会長らが名を連ね、年内にも結党予定。「脱原発」「反消費税増税」などの講演活動を行い、政治家や国民を啓発していきたい考えだ。

 被災地の首長にも新党への参画を呼びかけるというが、「辞書を引けば『党』は『グループ』の意味だ。政治の『党』とは一線を画す」と言い、次期衆院選への候補者擁立や、自らの立候補については「ゼロだ」と否定した。

 「昔の日本は物や金よりもいのちを大切にした。それを取り戻したい。日本人の心の荒れ地を復興したい」という文太氏。その思いは、どんな形となるのか。


小沢一郎、菅原文太対談「百術は一誠に如かず」10年末

『福島の子どもたちからの手紙』 小学1年生より

げんぱつが なかったら ふくしまに いれたんだ!!!!

げんぱつは きけんなこと、だからふくしまに
いられなくなって、よねざわにきた
ふくしまは外であそべなくなったけど
よねざわにきてから 外であそべるようになった。

げんぱつなんて.....
なんで げんぱつなんか.....
なんで げんぱつなんか あるんだろう.....

福島市 小1 りく 『福島の子どもたちからの手紙』(朝日新聞出版)より

2012/07/28

南相馬こどものつばさ 「東北あしたの森 サマーキャンプ2012」

南相馬こどものつばさ 「東北あしたの森 サマーキャンプ2012」
よかったら応援して下さい。

「子どもたちを、おもいっきり外で遊ばせてあげたい」
「土にふれ、水にふれ、友だちと一緒に自然のなかでのびのびさせたい」
そんな願いをもった南相馬の親御さん達の願いから生まれたプロジェクト
『南相馬こどものつばさ』 

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南相馬こどものつばさプロジェクト
あしたの森サマーキャンプ 2012 in 青森県東北町/六ヶ所村
☆彡ご支援のお願い☆彡

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「子どもたちを、おもいっきり外で遊ばせてあげたい」

「土にふれ、水にふれ、友だちと一緒に、自然のなかでのびのびさせたい」

そんな願いをもった南相馬の親御さん達の願いから生まれたプロジェクト、

『南相馬こどものつばさ』 http://www.kodomonotsubasa.com/

―★―――――――――――――――――――――――――――――☆彡∴:

■南相馬の子ども達へ、あしたの森サマーキャンプ
in青森県東北町/六ヶ所村

私たち東北あしたの森は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受けて
「私たちに出来ることは何か」を考えていました。
2011年の夏には、放射線量の高い地域の福島の子ども達を、夏休みだけでも
おもいっきり外で遊ばせたいという保養等の意味を込めたサマーキャンプが
全国的に開催され、わたしたちのフィールドでも、と少し考えていましたが、
核燃料サイクル施設から約12kmにあること、あしたの森がキャンプを開催する
力をもっていないのでは、など、色々な考えのなか見送っておりました。

そんな中、今年、十和田市のお母さん達との集まりに参加して、メンバーから
「あしたの森で線量の高い地域の子ども達を招待するのはどうなの?」という
言葉の後押しをいただき、中心メンバーで話し合いました。
また青森県内では、すでに白神・十和田・下北など各地で、福島の子ども達へ
のキャンプが開催されていることもあり、「色々ご理解いただいた上でも参加
したい!という方がいればやろうじゃないか!」ということで思いを新たにし、
今年開催することにしました。

私たちは大規模にはできないので、小さくてももできることを検討している中、
南相馬こどものつばささんのプロジェクトを知り、協力させていただくことに
しました。開催は8/5-12日の7泊8日。下記のとおり、様々なたのしいプログラ
ムを通じて、「帰った時には成長した自分に会える」そんなキャンプになって
います。

■南相馬の子ども達への夏休みのプレゼントとして

南相馬の子ども達や親御さんのご負担を考え、交通費や食費、宿泊費やプログ
ラム費などをはじめ、すべて無料でご参加いただくことにしています。
ボランティアで暖かくサポートしてくださっている方々のお力もありますが、
まだ弊会の資金だけではきめ細かに対応出来ていない部分もあり、是非みなさ
まからの募金のご支援をいただきたく、お願いいたします!

福島を初め、被災地へのサポートで出来ることは1つではなく、1人で出来る
こともとても小さいと思います。また、一人ひとりそれぞれが様々な意見や考
え方の元に、色々な形でやっていくことも大切だと思います。
私たちのこのキャンプも、そのほんのわずかな1つでしかありません。
しかしそれでも、出来ることを1つずつやっていこう、そう思っています。

「南相馬の子ども達への夏休みのプレゼント」として、
あしたの森へのサポート、どうぞよろしくお願いします。

===================================
■募金のお振込先

【ゆうちょ銀行】
口座番号:00150-0-687938 加入者名:NPO東北あしたの森
(※他金融機関からの振込 〇一九(019)店 当座:0687938)

【青い森信用金庫(金融コード1105)】
支店名:東北町支店(店番号:033) 口座番号:普通 1008429
口座名:NPO東北あしたの森 代表理事 中村隆市

※ゆうちょ銀行振込用紙の方は「南相馬キャンプ」とご明記下さい。
※その他の方は、メール等で「キャンプ向けの募金」の旨をお知らせ下さい。
===================================

■キャンプ概要

【キャンプ名称】
 南相馬こどものつばさプロジェクト
あしたの森サマーキャンプ 2012 in 青森県東北町/六ヶ所村

【日程】
■2012年8月5日(日)-12(日) 7泊8日

【場所】
■NPO東北あしたの森 フィールド(青森県上北郡東北町/六ヶ所村)
■小川原湖 浜台湖水浴場/キャンプ場(青森県上北郡東北町)
■旧上北鉱山 ふもと渓流(青森県上北郡七戸町)

【参加対象】
■福島県南相馬市内小中学生 6名

【主催】
■南相馬こどものつばさ実行委員会
代表:西 道典(男山八幅神社宮司/南相馬市PTA連絡協議会会長)

【共催】
■南相馬市PTA連絡協議会・南相馬市教育委員会

【協力】
■NPO東北あしたの森(他、各地キャンプ開催受け入れ団体)

【プログラム概要】
★オリエンテーション★

★あしたの森散策★
○あしたの森のメインフィールドを探検/いきものみっけ(観察)

★暮らし全般★
○キャンプのトイレづくり 〜自分のウンチは誰が食べるの!?〜
○自分で火おこしから露天風呂/調理 〜4種の火おこし〜

○オリジナル myナイフづくり 〜キャンプミニナイフで調理〜

★森林★
○10m木登り 〜与作を使って自力で簡単木登り〜

○皮むき間伐 〜子どもや女性でもできる間伐を〜

○ツリーデッキづくり 〜自分達でつくってテントを張ろう!
○間伐材ミニ楽器づくり 〜鳥を呼ぶ。持ち帰れる楽器〜

★田畑★
○田畑のお世話 〜有機無農薬/自然栽培/自然農、固定種/自家採取〜
○田畑のいきものみっけ 〜自然に近い田畑ならでは〜
○自分で収穫、調理する 〜火おこし、焚き付け、Myナイフ〜

★動物★
○牛のお世話 〜ウシさんの毎朝のフンだし、餌やり〜 
○ヤギのお世話 〜毎朝夕、畑へ、草を食べてもらおう〜

★湖★
○カヌー体験
〜日本唯一!?まるごと間伐材でつくったカヌー〜
〜自作のカヌーを含む3種のカヌーで、どれが一番〜
○ウィンドグライダー 〜ウィンドサーフィンより簡単〜

※小川原湖全景

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2012/07/26

鹿児島県知事の言う「脱原発」とは、何を意味するのか?

鹿児島県知事選で当選した伊藤祐一郎氏(民主、自民、公明、国民新など推薦)のマニフェストには「エネルギー政策では脱原発を鮮明にし」とある。しかし、何が「脱原発」なのか、さっぱり分からない。

かごしま知事選 伊藤氏、マニフェスト発表
(2012-06-19 南日本新聞)から抜粋
 エネルギー政策では脱原発を鮮明にし、安全性確保を前提にした川内原発1、2号機の再稼働容認姿勢や3号機増設計画の手続き凍結を明記した。再生可能エネルギーの積極的な普及・拡大へ、「産業政策の最重要セクション」として県庁内に担当課を新設する。

鹿児島知事選、川内再稼動容認の現職が3選
(2012年7月9日 読売新聞)から抜粋
 現職・伊藤祐一郎氏が、新人の反原発団体代表・向原祥隆氏を破り、3選を果たした。伊藤氏は当選後、「安全性が確保できれば再稼働させざるを得ない」

原発再稼働に期待の声…鹿児島知事選で現職3選
(2012年7月10日 読売新聞)から抜粋
 現職・伊藤祐一郎氏が3選されたことを受け、地元経済界からは「早期再稼働に弾みがつく」と歓迎する声が上がった。読売新聞社が8日、投票所88か所で投票を終えた2862人に行った出口調査では、再稼働に「反対」が36%で「賛成」の24%を上回った。

***********

再稼働に「反対」が36%で「賛成」が24% 再稼動反対が1.5倍多い。それでも「再稼動せざるを得ない」という鹿児島県知事。どこが「脱原発を鮮明にし」なのか、さっぱり分からない。鹿児島県知事選と同様に山口県知事選でも「脱原発」を装っている候補者が多い。

脱原発を訴える在野の論客 飯田哲也さん

フロントランナー 脱原発を訴える在野の論客
環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也さん(53歳)
(2012年5月19日 朝日新聞)から抜粋

昨年3・11の東日本大震災以降、原発と自然エネルギー両方の政策を最もよく知る研究者として、引っ張りだこだ。政治家らに脱原発を働きかける合間をぬって、この1年余りの間に約250回の講演をこなした。本は共著も含め約50冊。

原発や化石燃料よりも、これからは持続可能な自然エネルギーの時代と論陣を張って足かけ約20年。金もかかるし風やお日様まかせの電気なんてと、業界からどれほどけなされても、「そんなものは政策一つで変わる」と、在野きってのエネルギー問題の論客は首尾一貫、訴え続けてきた。

かたや国家と大企業、かたやボランティア含めスタッフ約50人のNPOの代表。巨像とアリの闘いにも、まったくへこたれる様子はない。自ら実践しようと、市民から出資を募り、有志と各地に風車や太陽光発電所をいくつも建てた。地球を汚さない地産地消のエネルギーだ。

7月からは自然エネを大幅に増やす制度がスタート。10年以上前からの提言の一つがようやく実を結ぶ。「長かったとは思わない。日本が変わらないなら仕方ないという割り切りもあったし」と、あっけらかんと言う。

「でも、未来は僕らの方を向いている。そのためにこの10年戦う覚悟です」

2012/07/25

エネルギー地産地消 脱原発政策 実施するドイツの村

エネルギー地産地消 脱原発政策 実施する村
(2012年7月23日 東京新聞)

 名古屋大環境学研究科の元特任准教授、杉山範子さん(42)は、1~7月にドイツのベルリン自由大で、欧州連合(EU)の環境政策を研究した。この間、メルケル政権が打ち出した脱原発政策、再生可能エネルギーの普及政策が、小さな村にまで浸透し、住民が当たり前のようにエネルギーを地産地消している現場を目の当たりにした。そんな「エネルギー自給自足の村」の一つを、杉山さんにリポートしてもらった。 
(聞き手 論説委員・飯尾歩)

 再生可能エネルギーの導入に取り組む地域は、近年珍しくなくなった。しかし、独自にエネルギー供給網までつくった村があると聞き、ぜひ訪れたいと思った。

 ブランデンブルク州フェルトハイム村は、ベルリンから南西に約60キロ。アウトバーンを走り、森を抜けると、遠くに風車群が見えてきた。

 人口約140人。一本の通り沿いに家々が立ち並ぶだけの、村というより小集落。村の入り口には「エネルギー自給自足地域」のプレートが掲げてあった。

 村の中心部に置かれた小さな貨物コンテナが、エネルギー・クエレ社(エネルギーの泉の意)の現地レクチャールーム。そこで広報担当のヴェーナー・フォーヴィッターさんから説明を受けた。

 同社は村と共同で、エネルギー自給自足システムを設置、運営する企業。1995年、当時24歳だったクエレ社創設者のミヒャエル・ラッシェルマンさんが、この村の地理的条件(標高140メートル、風速毎秒5.5メートル)に目を付け、4基の風力発電機(出力計500キロワット)を建てたのが始まりだった。

 5基目は、村人がお金を出し合ってクエレ社に建設を依頼した。村は今、43基を持ち、年間1億4000万キロワット時を発電している。

 当初、つくった電気はすべて売電していたが、住民はグリーンでクリーンな電気をつくりつつ、自分たちは原子力などでつくった電力を使っていることに疑問を抱いた。2006年ごろのことである。村の電気は風力発電機一基で賄える。ところが送配電会社に村内への供給を断られたため、独自に送電線を引くことにした。住民の意思は3回の会合でまとまった。

 州の担当者は「禁じられているわけではない」と法的手続きを進めてくれた。連邦政府や州の政策転換を背景に、むしろ積極的だった。EUと州からは十分な補助金も交付された。

 09年には各家庭につなぐ配電網が完成。風力発電機がつくった電力は、延べ2キロの地下ケーブルを経て、希望する家庭に直接供給されている。木くずや畜産ふん尿などバイオマスで沸かした温水も併給(コージェネレーション)されている。この秋には、村全体で必要な電力を約2日分賄える蓄電池も設置されるという。

 村の電気料金は、1キロワット時当たり約18セント(約18円)。ベルリンに比べ2、3割ほど安い。電気代の安さから移転してくる製造業もあり、新たに30人の雇用が生まれたという。

 フェルトハイムの成功の秘訣(ひけつ)は、熱電併給の仕組みをつくったこと。再生可能エネルギーを電力会社に売電する固定価格買い取り制度だけに頼らずに、地元で使う地産地消を考えたことだろう。これなら政府の制度が変わっても、自給自足のメリットが残る。

 クエレ社広報のヴェーナーさんは「現世代だけでなく、将来世代が使う施設。将来世代への投資、脱原発、地球温暖化、化石燃料の枯渇など、さまざまな課題がある以上、私たちの進むべき方向は明らかだ」と力を込めた。

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