2014/11/01

11/30(日)北九州市 森のカフェ <アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー>

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014?『いのちと文化をはぐくむ森 メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

『アグロフォレストリーの森がはぐくむいのちと文化ーメキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

プロモーター&アドバイザーたち
メキシコでは、先住民族たちが伝統的にアグロフォレストリー(森林農法)によって、森の中でコーヒーを育ててきました。豊かな森の生態系の中で、香り高い有機コーヒーとともに、先住民の文化や伝統もはぐくまれてきたのです。 この「いのちの森」に暮らすトセパン協同組合から、アグロフォレストリーの素敵なお話をお届けします。

美味しいコーヒーを飲みながら、その奥にあるさまざまな物語をぜひ体感してください。 会場ではマルシェも開催!国際交流・協力団体のブースの他、マクロビオティックのお弁当やチリコンカンなども販売します♪

[日時]:2014年11月30日(日)11:30ー14:30
(希望者のみ交流会14:30ー15:30)
*マルシェは10:30からオープン! 環境ミュージアムロゴ(小)

[場所]:北九州市環境ミュージアム
ドームシアター&ホール(JRスペースワールド駅から徒歩5分)

[入場料]:800円 (コーヒー1杯、お試し用トセパンコーヒー付き)
*中学生以下、無料 (協力:北九州市環境ミュージアム

タイムテーブル
10:30 マルシェオープン(1Fホール)
11:30-12:30 レオナルド・ドゥランさんのお話
12:30-13:00 休憩
13:00-13:20 トセパンの映像上映
13:20-14:00 中村隆市(ウインドファーム代表/ナマケモノ倶楽部世話人)のお話
14:00-14:20 レオナルドさんからのコメント/質疑応答
14:30     終了
(15:30まで 希望者のみドーム内で交流☆)

[お問い合わせ] 株式会社ウインドファーム
TEL:093-202-0081
E-mail:info☆windfarm.co.jp
*お問い合わせの際には、☆を@に変えて下さい。 アグロフォレストリーの畑?

<アグロフォレストリーの畑>

*『アグロフォレストリー全国キャンペーンツアー2014』全体の情報はこちら。

12/1(月)熊本 <アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー>

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014?『いのちと文化をはぐくむ森 メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

『いのちと文化をはぐくむ森
—メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー—』

コーヒーの森と子ども

[日時]:2014年12月1日(月) 
昼の部 14時-15時半、夜の部 18時半-20時

[場所]:熊本市国際交流会館2階ラウンジ
[入場料]:無料(会場でカンパのご協力をお願いします。)

タイムテーブル
●昼の部
14:00-14:10 挨拶など
14:10-15:10 講演
15:10-15:30 質疑応答等

●夜の部
18:30-18:40 挨拶
18:40-19:40 講演
19:40-20:00 質疑応答等

[申込み/お問い合わせ] フェアトレードシティくまもと推進委員会
熊本市中央区新屋敷1-9-7 電話:096-362-4130
メール: ftc.kumamoto☆gmail.com 
※お問い合わせの際には☆を@に変えてください

*『アグロフォレストリー全国キャンペーンツアー2014』全体の情報はこちら。

アグロフォレストリーの畑?

<アグロフォレストリーの畑>

2014/10/01

11/23(日)岩手 <アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー>

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014?『いのちと文化をはぐくむ森 メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

『メキシコ トセパン協同組合の森林農法について学ぼう』

コーヒー生産過程の絵

[日時]:2014年11月23日(日) 10時-12時

[場所]:アイーナ(いわて県民情報交流センター)8階806号室
   (盛岡市盛岡駅西通1-7-1)

[参加費]:無料

[申込み/お問い合わせ]:(株)湯田牛乳公社
TEL:0197-82-2005 FAX:0197-82-2078
★要予約(定員になり次第、締め切らせて頂きます。)

*『アグロフォレストリー全国キャンペーンツアー2014』全体の情報はこちら。

11/24(月)東京 <アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー>

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014?『いのちと文化をはぐくむ森 メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

『メキシコのコーヒー生産者来日トーク&交流会』

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いま注目のアグロフォレストリー(森林栽培)のコーヒー栽培の話や、トセパン独自の市民バンクなど、コミュニティとしても未来のある取り組みに、私たちの未来も感じることができる時間になると思います。

●日時:11月24日(祝月)10ー15時

●場所:デイライトキッチン(渋谷)

●参加費:2,500円(予定、美味しいお食事・コーヒー付)

●定員:先着30人

●お問い合わせ:slow coffee 047-331-5208(担当 小澤)

●お申込み:こちらのページにて、「参加」を押してください。もしくはinfo@slowslowslow.comまで。

タイムテーブル

10:40    受付開始
11:00-12:00 トーク1:
アグロフォレストリーの有機コーヒー栽培とトセパンのさまざまな活動

12:00-12:30 現地の映像上映30分程度
12:30-13:15 美味しいご飯タイム

13:15-14:15 トーク2:組合の現状として鉱山開発の問題
14:15-14:45 質問&交流タイム
14:45   イベント終了、片付け開始
15:00    完全撤収

トーク第2部では、ご参加の皆さまとの交流して頂けるような会にしたいと思っていますので、ぜひご参加ください!!
「VIVA MEXICO!ビバ・メヒコ!」

*『アグロフォレストリー全国キャンペーンツアー2014』全体の情報はこちら。

11/25(火)京都 <アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー>

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014?『いのちと文化をはぐくむ森 メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

講座・言葉を紡ぐ(第113回)
「いのちとくらしを育む森 
―レオナルド・ドゥラン・オルギンさん(メキシコ・トセパン協同組合)
 中村隆市さん(ウインドファーム代表)」

プロモーター&アドバイザーたち

[日時]:2014年11月25日(火) 18:00-20:00
※20:00-21:00 交流会(自由カンパ制)

[参加費]:1,500円(要申込)

[場所/問い合わせ]:論楽社(左京区岩倉中在地町148 TEL:075-711-0334)
論楽社への行き方:
京都駅(地下鉄烏丸線)→終点の「国際会館」下車(所要時間およそ20分)
バスかタクシーで岩倉実相院方面へ→「忠在地」のバス停で下車
(※講演会当日、バス停付近に論楽社への行き方が表示されています)

*『アグロフォレストリー全国キャンペーンツアー2014』全体の情報はこちら。

11/26(水)京都 一般公開授業<アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー>

26日(水)の京都精華大学での講演会、一般公開(参加費無料)となりました!
レオナルドさんと共にウインドファーム代表中村隆市もお話させていただきます。
まだまだ間に合いますので、ぜひご参加ください!

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【転載・拡散 歓迎】
ツイッター

【キーワード】
 メキシコ、フェアトレード、コーヒー、先住民族(アステカ)、アグロフォレストリー(森林農法)、生物多様性、熱帯林、自然農法、有機農産物、はちみつ、スパイス、協同組合
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今週の水曜(11/26)、海外ゲストを招いての公開授業を下記のとおり開催します。
平日の昼間の時間帯ではありますが、とくに上記キーワードで示されるような領域に関心をお持ちの方には、貴重な機会ではないかと思いますので、ご案内もうしあげます。

おもに、NGO/NPO、ソーシャルビジネス、生協関係者の方々、研究者の方々への広報をしてしていただければ幸いです。

一般公開(参加無料)ですので、他大学の学生さんも、また学生さんでなくても、おおいに歓迎です。

2つのセッションがありますが、別内容で、どちらか一方だけのご参加でも歓迎です。配布資料等を準備する都合上、事前連絡いただければ助かりますが、予約なしでもどうぞ!

詳細のお問合せは
 こちらへ → k22m@me.com 
   または magpie@kyoto-seika.ac.jp(細川研究室)

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公開セッション
「いのちと文化をはぐくむ森
── メキシコ・トセパン協同組合の持続可能なとりくみと森を守るコーヒー」

【キーワード】
 メキシコ、フェアトレード、コーヒー、先住民族(アステカ)、アグロフォレストリー(森林農法)、生物多様性、熱帯林、自然農法、有機農産物、はちみつ、スパイス、協同組合、鉱山開発の影響

[話し手]
レオナルド・ドゥラン(Leonardo Duran)さん 
トセパン協同組合プロジェクトリーダー
中村隆市(なかむら・りゅういち)さん 
(株)ウィンドファーム社長
(スペイン語・日本語 逐次通訳)

[日時]2014年11月26日(水曜) 開場12:10
セッション1 ── 12:30–14:30 
京都精華大学 清風館 C-103教室
セッション2 ── 14:40–16:00
京都精華大学 清風館 C-205教室
http://www.kyoto-seika.ac.jp/access/

2つのセッションは別内容です。
どちらか一方だけの参加も可能です。

セッション1では、おもにメキシコでの先住民族による森林農法の紹介、持続可能なコーヒーとフェアトレードと協同組合経営(社会教育活動をふくむ)について、また、
近年の鉱山開発問題について、レオナルドさんのお話を中心にうかがい、質疑の時間もとります。中村社長も同席されます。

セッション2では、おもに日本でのフェアトレードのこれまでと今後の展望について、中村社長との質疑や意見交換を中心におこないますが、レオナルドさんも同席されます。

メキシコ南東部プエブラ州のナワット人(アステカ系先住民族)の共同体にねざす「トセパン協同組合」(Cooperativa Tosepan Titataniske)は、先進的な森林農法
(アグロフォレストリー)とフェアトレードの担い手として、実績を築いてきました。レオナルドさんは、農業技術指導、流通開拓、社会教育などの分野で活躍しておられます。

(株)ウィンドファームの創業者である中村さんは、日本での「公正貿易」事業の先駆者として、質の高いフェアトレード商品の卸し・通販事業を確立するとともに、生産者と消費者の「顔の見える関係」をはぐくむ様々な活動を積極的に展開してこられました。

おふたりのお話を直接聴き、また質疑応答や意見交換をするまたとない機会です。
 

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以上お知らせしたイベントは
《アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014》
の一環です。
https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_mame/post-17259

【主催】ウインドファーム、ワールド・エコロジー・ネットワーク
【共催】ナマケモノ倶楽部

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11/26(水)大阪 スローな夕食会=番外編=<アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー>

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014?『いのちと文化をはぐくむ森 メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

『アグロフォレストリーの森が育むいのちと文化
—メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー—』

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毎月1回、日本の里山とまちを結ぶ場をつくろうとNPO法人森の都研究所×Cafe Slow Osakaで開催している「スローな夕食会」。
今回は番外編ということで、Cafe Slow Osakaで取り扱っているコーヒー豆の産地の一つであるメキシコ・トセパン協同組合プロジェクトリーダーのレオナルド・ドゥランさんと株式会社ウインドファーム代表でNGOナマケモノ倶楽部世話人の中村隆市さんにお話していただきます。

1杯のコーヒーにこれでもか!って物語がつまってる。

【日程】2014年11月26日(水)
【時間】19:00開場 19:30?21:00
【場所】Cafe Slow Osaka(阪急十三駅から徒歩7分)
【料金】予約800円(1drink付き)/当日1000円(1drink付き)
【定員】40名

<ご予約&お問い合わせ>
Cafe Slow Osaka
mail:yoyaku@cafeslow-osaka.com

※件名に「スローな夕食会 番外編」とご記入をお願いします。
※ご予約の場合、本文に・お名前・人数・連絡先のご記入をお願いします。

*『アグロフォレストリー全国キャンペーンツアー2014』全体の情報はこちら。

2014/08/30

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014

11/23ー12/3 アグロフォレストリー 全国キャンペーンツアー2014?『いのちと文化をはぐくむ森 メキシコ・トセパン協同組合の持続可能な取り組みと森を守るコーヒー』

生産者2

11月下旬、トセパンコーヒーやカフェインレスコーヒーなどでお馴染みのメキシコ・トセパン協同組合からレオナルド・ドゥランさんが来日し、いよいよアグロフォレストリーの全国キャンペーンツアーがスタートします!

トセパンコーヒーのふるさと、トセパン協同組合のあるプエブラ州・クエツァーラン。そこには美しく広大な雲霧林とよばれる森が広がっています。生物多様性豊かなこの森で、トセパンの人々は伝統的にアグロフォレストリー(森林農法)を行ってきました。有機コーヒーを中心に多様な作物や生活に必要なものをもたらしてくれる森。そこで彼らの文化や伝統もはぐくまれてきました。

今回は、レオナルドさんからアグロフォレストリーのこと、組合の持続可能な多くの取り組み、そして組合が抱える鉱山開発問題など、1杯のコーヒーの奥に広がるたくさんのお話をお聞きします。

レオナルドさんはまだ30代ですが、組合のあらゆるプロジェクトに関わっており、穏やかで礼儀正しい人柄もあって、組合員から非常に厚い信頼を得ています。そんなレオナルドさんと触れ合い、トセパンコーヒーの物語をぜひ体感してください。会場でお待ちしています♪
レオアップ
*引き続き、ツアーへの応援カンパも受け付けています。ご支援、どうぞよろしくお願い致します!(詳しくは、下記をご覧ください。)

>>トセパン協同組合の紹介と商品はこちら
>>アグロフォレストリー(森林農法)の説明はこちら
>>レオナルド・ドゥランさんプロフィールはこちら。(右写真)

★アグロフォレストリー全国キャンペーンツアー スケジュール★

11月23日(日) 岩手でイベント
11月24日(祝) 東京でイベント
11月25日(火) 京都で講演
11月26日(水) 京都市内の大学において授業で講演、カフェスロー大阪でイベント
11月27日(木) 愛知訪問
11月28日(金) 岡山訪問
11月29日(土) 福岡市でイベント
11月30日(日) 北九州市でイベント
12月1日(月) 熊本でイベント
12月3日(水) 糸島市でイベント

■ツアー主催、協力団体(順不同)(2014年8月29日現在)
【主催】ウインドファーム、ワールド・エコロジー・ネットワーク
【共催】ナマケモノ倶楽部
【協力】トセパン協同組合(メキシコ)、株式会社湯田牛乳公社、(有)スロー、カフェスロー大阪、地球交遊クラブ、地球のステージ チーム九州、しあわせコーヒー研究所、NPO法人チェルノブイリ医療支援ネットワーク、NPO法人環境未来センター希望、たんぽぽとりで、フェアトレード ラブランド、フェアトレードシティくまもと推進委員会、 (有)有機コーヒー、NPO法人わくわーく、Veggie食堂船出屋、北九州市環境ミュージアム、論楽社、特定非営利活動法人ソルト・パヤタス、パン工房カウリ
【後援】(特活)NGO福岡ネットワーク、特定非営利活動法人食育推進ネットワーク福岡(両団体とも11/29の福岡市イベントのみ)、北九州市(11/30の北九州イベントのみ)、グリーンコープ生活協同組合ふくおか

 

 

●ツアーへの応援カンパ、受付中●

      ツアー開催にあたっては、渡航費や長期日程に伴う国内移動費等の資金が必要となります。

 

    皆さまからのご支援、どうぞよろしくお願い致します!

  • 郵便局:01750-7-93698 「ワールド・エコロジー・ネットワーク」
  • 一口:1,000円(何口でも))
  • 通信欄に、「レオナルドさん講演ツアー応援」とお書きください。

レオナルド・ドゥランさん プロフィール

レオナルド・ドゥラン・オルギン(Leonardo Duran Olguin) プロフィール
(トセパン協同組合 農業技術指導者及びプロジェクトリーダー)
レオアップ434pix

1977年、メキシコ・メキシコシティー生まれ。
メキシコの国立大学で農業の基礎技術を学んだ後、研究所や非営利団体においてミミズコンポストの普及など有機栽培の基礎となる取り組みを続けるほか、持続可能なコーヒー栽培についての調査も行う。

2001年より、プエブラ州クエツァーランに拠点を置くトセパン協同組合にて、有機コーヒー等の生産プログラム、流通の顧問を務める。日本への輸出業務も担当しており、生産者への技術指導から国内外へ向けた情報発信など組合にとって非常に重要な役割を果たしている。また、2010年よりトセパン協同組合が設立した幼稚園、小中学校の園長および校長を務めており、生産者であり組合の一員であることの素晴らしさを学校内の農園で実習を通して子どもたちに伝えている。

現在、クエツァーラン地域で鉱山開発の動きが起きており、地域の自然と組合の持続可能な取り組みを守り続けていくため、地域内の団体と協力して鉱山開発への反対活動を行うとともに、持続可能な発展の重要性を組合内外に発信している。

私生活では二児の父。ナワット族ではないが、親しみやすい穏やかな人柄と、さまざまなプロジェクトへの取り組みが高く評価され、組合員たちから非常に厚い信頼を得ている。

2014/06/14

知ってほしい
トセパンにおける
伝統的なハチミツづくり

トセパンコーヒーの生産団体、メキシコトセパン協同組合
コーヒーのほかにも、様々な活動に取り組んでいます。
今回ご紹介するハチミツづくりも、そのひとつ。
その製法は日本と少し異なります。

3. 養蜂用の壺

トセパン協同組合(以下、トセパン)のハチミツの特徴は、まずはその個性的な風味です。森に咲くあらゆる花から集められたハチミツには、さまざまな風味が凝縮しています。フルーツの甘さ、かんきつ類の酸味などの風味が口の中に広がります。コーヒーとの相性もよく、スプーン1杯ハチミツを入れたコーヒーには、まろやかさが加わります。

トセパンのハチミづくりには、「発酵」という興味深いプロセスがあります。
ハチミツをタンクに入れ、半年ほど寝かせて自然発酵させるのです。こうして時間をかけて完成するハチミツには、トセパンの森の豊かさが凝縮しているといえます。

トセパンの養蜂は、素焼きの壷を利用して行われます。ハチは地域の固有種で、ハリナシミツバチと呼ばれます。大きさは体長1cmほどで針は無く、刺される心配はありません。トセパンでは、年間を通じて仕事ができるよう、収穫期の異なる作物を森に植えていますが、5月と6月だけは収穫できる作物がほとんどないため、この2ヶ月は、ハチの巣である壷を開けてハチミツを採取します。ハチには針が無いため、子どもや女性も、手軽に作業ができます。そのため、ハチミツの採取は、農作業の少ない時期の仕事であり、子どもたちが心待ちにする家族の行事にもなっています。

1. 貯蔵中のハチミツ
(タンクの中は自然発酵を待つハチミツ)

<トセパンハチミツの歴史>

古くはマヤ文明の記録にも、このハチミツが重宝されたことが記されています。ミツバチは神の使いであり、ハチミツは神から授かった命の源とされていました。集められたハチミツは、当時のヨーロッパ諸国で高値で取り引きされたそうです。
しかし、過去50年を振り返ると、メキシコ国内の養蜂は西洋ミツバチに取って替わりました。西洋ミツバチによるハチミツの収量は多く、養蜂が効率的なことから、ハリナシミツバチは「非経済的である」と見放されてきたのです。

こうした長い歴史の中で、トセパンの森では細々ながらもハリナシミツバチによる養蜂を受け継いできました。ハチは、コーヒーやこの地域に自生するバニラの花の受粉を促してくれます。バニラの花は小さく細いため、受粉に役立つハチの種類は限られおり、貴重な昆虫としてハリナシミツバチが再評価されています。数多くの小さなミツバチが森を飛び回ることが、森の豊かさが守ることにつながっているのです。

2. ハリナシミツバチ 4 ハチ 壷.

(左:アリのように見えるのがハリナシミツバチ。針がなく安心して作業できます)
(右:壺の中の様子)

<伝統医療とハチミツ>

トセパンのハチミツには、このような逸話が残されています。ドイツのフェアトレード団体からの要望に応えるため、ハチミツの輸出を試みたことがありました。ところが、ドイツに到着したハチミツは没収されてしまったのです。ハチミツが検査された結果、薬用成分が検出されたためでした。食品として輸出されたハチミツはドイツでは薬品とみなされてしまい、必要手続きを踏んでいないとされ、消費者の手元に届くことはありませんでした。

この出来事は、トセパンの組合員であれば容易に理解することができました。トセパンでは、傷薬や目薬としてハチミツを利用しているからです。トセパンの森には、多くの種類の薬草があり、その活用方法は代々伝統医療として地域で受け継がれています。
薬草などの森の恵みは、常に製薬会社の研究対象になっています。(「世界の植物性の薬品のおよそ75パーセントは先住民が使用する薬草から抽出したもので、アスピリンなども含まれる」という記載が国連の報告書にあります。※1引用)さまざまな薬草が身近にあるトセパンの組合員の住む環境は、西洋医療で処方される薬の原材料の宝庫です。よって、こうした薬草の蜜も含むハチミツに、「薬の成分」が含まれていても不思議ではありません。

先住民によって発見、開発、代々継承されてきた薬草に由来する薬品の市場価値は、年間43億ドルを超えます。製薬会社はこうして先住民族の知識を利用しているにも関わらず、利益を先住民族に分け合うことは稀です。私たちが日常的に利用する薬の多くは、トセパンの組合員など、先住民の人々に代々受け継がれてきた知恵であることをもっと知るべきでしょう。

<受け継がれる養蜂>

ハチミツが「食品」か「薬品」か。こうした議論とは関係なく、トセパンの人々の暮らしにハチミツは欠かせません。その表れとして、トセパンの小学校では、ハチミツの採取を体験学習として取り入れています。その指導は、養蜂家グループの代表を務めるルベンさんにより行われ、養蜂技術を次の世代に引き継ぐと共に、森の大切さを伝える場にもなっています。
ハチの巣である壷を開けると、内側はプロポリスで覆われており、ひだ状のミツロウの層があります。これは、空気の層をつくり壷の内部の温度が、大きく変化しないための工夫と考えられています。その奥には、ミツロウの丸い房があります。この1つ1つの房の中に、ハチミツが蓄えられているのです。この丸い房を取り出すのが、ハチミツの採取作業です。壷の中は、バクテリアが発生することも無く衛生的だそうです。そのため、作業の最後には、壷の中に残るハチミツを水で洗い流して、のどを潤す楽しみもあります。ほのかにハチミツの甘さが口に広がり、子どもたちに大人気です。

11. ルベンさんによる体験授業

5 ハチミツを飲むおんなのこ

<ハチミツ加工からひろがる トセパン商品の可能性>

2010年、トセパンではハチミツの研究施設と工房をつくり、ハチミツの加工を始めました。天然素材の石けん、保湿クリーム、整髪料など、安心して肌につけられる商品が生まれています。興味深いのは保存料として竹からの抽出液が使われていることです。竹の抗菌作用に着目して、竹の抽出液を天然の保存料として利用しています。他にも、トセパンでは、竹をお隣のコーヒー畑の境界線として植えたり、小川の流れに沿って植えて土壌流出を避けたりと、成長の速さを生かして活用しています。
長い時を経て育まれたトセパンの森林農法の知識と技術は、コーヒー、果樹、竹などの農作物を育て、養蜂を行い、これらを組み合わせた加工品づくりへと発展しています。
とくに養蜂においては、厳しい時代にも伝統を守る辛抱づよさと、新たな可能性を模索して加工品を生み出す探求心を見ることができます。

9 竹
(ウインドファームスタッフ 井上智晴)

(参照)《※》「世界の先住民とはどのような人々でしょうか

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