パタゴニアのご紹介

27日夜の渋谷店でのトークショーと28日の鎌倉でのイベントを主催されるパタゴニアの紹介です。

パタゴニア日本支社について

アメリカ・カリフォルニアに本社を置くアウトドア・メーカーとして、 登山、スキー、フィッシング、サーフィンなど アウトドア・スポーツのための機能的で耐久性に優れたウエアを世界中の愛好家に提供しています。 会社の目的は「ビジネスを通じて危機的状況にある環境問題に解決策を提案していく」ことです。 1993年に世界で初めてPETボトルから再生したフリース衣料を発売し、製品の環境影響に関する調査で、 農薬を使用する慣行的なコットン栽培による環境への悪影響が予想以上に大きいことが明らかになり、 1996年に全面的にオーガニック・コットンに転換しています。 その他にも、エネルギー消費を抑制した社屋の建設など、経営を通じた環境負荷の軽減の努力を継続しています。

環境活動の始まりは、前身となる会社が製造していた登山道具が自然の岩場を傷付けていることに愕然とし、 「クリーンクライミング」を提唱した1970年代初めに遡ります。 環境グループへの直接の支援は、1975年、本社近くを流れる川の保護活動をしていたグループに事務所の机、 電話を提供したことから始まりました。 1985年からは自主的な環境税として“地球税”を設置し、 税引き前利益の10%または売上の1%のいずれか大きい額を自然環境の保護・回復のための活動に寄付し、 今までの寄付総額は1000以上の団体に対して1700万ドル(約20億円)になります。 非金銭的な支援としては、商品の提供、カタログへの環境エッセイの掲載、直営店の環境ディスプレイ、 従業員が有給で環境グループの活動を支援できるインターンシップ・プログラムによる人的支援、 草の根環境グループを招いた環境会議の開催などを行っています。 日本支社においても、同様の環境助成金プログラム、商品提供のほか、 環境/アウトドア活動家を招いて開催している直営店でのイベント“スピーカー・シリーズ”などを通じて、 環境グループの支援を行っています。