明治学院大学ボランティアセンターのご紹介

29日の講演会をコーディネイトされる、明治学院大学ボランティアセンターのご紹介です。

明治学院大学ボランティアセンターについて

コーディネーター 大島隆代

 明治学院大学ボランティアセンターはヘボンの建学の精神に基づき、学生の自発的な活動(阪神大震災時の救援やベトナムでの学校設立など)を尊重して未来の地球市民を育成しようというミッションのもとに、1998年に設立されました。
 日々、学生へのボランティア活動先の情報提供や学生の活動支援、ボランティアへの理解と共感を深めるための講演会やセミナー等の教育、啓蒙活動を幅広く行っています。また、地域への開かれた発信地となる社会資源としての機能を果たすべく、大学内に留まらぬ、市民、企業との協働の試みにも邁進しています。
 今年度は横浜キャンパスでの地域参加型大学祭「戸塚まつり」で防災ボランティアのイベントを、白金キャンパスでチェルノブイリ後のベラルーシを描いた映画「アレクセイと泉」の公開上映会を、また地域の施設で演劇や落語といった学生のパフォーマンスもコーディネートしました。昨年度からは全国の学生ボランティアを資金面から支援するファンドの運営をソニーマーケティング(株)と、そして松下電器産業(株)やNPO組織とボランティアを考える市民講座「シチズンシップ・コラボレーション・カレッジ」を協働プロジェクトとして展開しています。その際には学生の主体性を引き出し、大学、地域、企業などが相互の力を充分に発揮出来るパートナーシップを大切にして、21世紀の新たな社会を担う学生をより多く輩出できるよう心して取り組んでいます。
 セヴァン・スズキさんをお迎えした今回の講演会は同世代の明治学院生にとって大きな励みになると共に、教職員や地域の方達へのよい刺激ともなり、ボランティアセンターの発展へ大きな力を与えてくれるでしょう。ご参加下さった方々と共催、ご支援下さったアサヒビール(株)、YES!、山田養蜂場の皆様に厚く感謝申し上げます。