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92年リオ・環境サミットでの
伝説のスピーチから10年

2002年11月セヴァン・カリス・スズキの来日が決定

もう一度、あのメッセージを受け止めてみませんか。
そして、今度は直接、言葉を交わしてみませんか?

中村隆市 (ウインドファーム代表)

セヴァン・スズキ
セヴァン・スズキ

 2000年11月発行の本誌6号に掲載された「未来世代からのメッセージ」(1992年国連環境会議における12歳の少女、セヴァン・スズキのスピーチ)は、これまで掲載された記事の中で最も大きな反響を巻き起こしました。
 セヴァンのリオサミットでのスピーチについては、92年当時、リオで12歳の少女がすごいスピーチをしたという、うわさを私は聞いていました。
 それから6年後、国際有機コーヒーフォーラムで辻信一さんと出会った私は、辻さんがセヴァンと親しく、彼女のスピーチを翻訳した本人であることを知りました。
 翻訳された全文を読んだ私は、圧倒されました。飢えに苦しむ子どもたち、絶滅に瀕している動植物、そして、物言えぬ未来世代の声を見事に代弁していたからです。その後ウインドファームでは、セヴァンのスピーチを座右の銘としています。
 そのセヴァン・スズキを今年の11月、日本に招待することにしました。ナマケモノ倶楽部やエコ・リーグ、A SEED JAPANなどの若者たちと共に、セヴァンを招待し、日本各地を回ります。
 詳しい内容や日程などは次号(8月発行予定)に掲載する予定ですが、今号では、リオサミットから9年後に行われた彼女のスピーチと12歳のときのスピーチを再度掲載します。

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