インタグコーヒー生産者協会
インタグコーヒーを育む豊かな森は、「チョコ生命地域」と呼ばれる生物多様性に優れた地域に属しています。
しかし、豊富な鉱山資源を持つインタグでの大規模鉱山開発計画や試験採掘が森へ脅威となっています。

「インタグの森を守りたい」と、住民が立ち上がったのは、インタグ地区フニン村で鉱脈探索の試験採掘が始まってから3年ほど経った1994年からです。
大規模な試験採掘は、地元住民との対話が一度もないままに進められ、森は切り拓かれ、川が汚染されました。
この大規模開発にどう対処するのか?
具体的にどのような取り組みを実践するのかをインタグの人々は問われました。
そこで出て来たのが、伝統的に営まれていた森林農法によるコーヒー栽培です。森と共に生きながら、良質のコーヒーを生産して販売していく。

そうした背景から生まれたのが、08年で設立10周年を迎えるインタグコーヒー生産者協会(AACRI)です。

鉱山開発から森を守り、持続可能な発展を目指した森林農法による有機コーヒー栽培の取り組みが、この組織を通して実践されることになりました。
具体的には、森林農法の普及、栽培方法や肥料の作り方などの技術指導、集荷と選別そして出荷、輸出手続きなど、コーヒーにまつわる多様な仕事に取り組んでいます。

平行して、植林や熱効率の良いカマドの普及、バイオガスの推進など暮らしと直結した活動も展開しています。
AACRIは、コーヒーを通して、経済的な課題、暮らしの改善に取り組み、住民と共に歩んでいる生産者の共同体です。



















