イベント告知 2002年6月8日

去る2002年6月8日、福岡女子大学図書館大ホールにて開催されたシンポジウム、 「人工島をワイズユースする」の第1回に、弊社代表の中村隆市が講師として招かれました。

※当シンポジウムはすでに終了しました。あしからずご了承ください。

目次

2002年シンポジウムシリーズ
「人工島をワイズユースする」
?エコロジカルな市民提案を目指して?

  • 実施団体:グループ・エコアイランド
  • お問い合わせ先:事務局・伊藤(電話番号が掲載されていましたがシンポジウムが終了したため非掲載としました。ご了承ください。)

博多湾東部、和白干潟沖に浮かぶ新しい島、人工島。 建設にあたってはその是非をめぐってさまざまな議論がありました。 多くの市民が問題を忘れかけた現在、 完成を目前に控えた人口島は新たな問題を私たちに投げかけています。
「人口島に何をつくるか」という問題です。 このプロジェクトは「出来てしまっている人口島を環境のために最大限に生かすには」 というポジティブな視点で、エコアイランド創設に向けて、市民提案を造る予定にしています。 ワイズユースを基本に、テーマ毎に全5回の取り組みです(最終回はワークショップを予定)。 沢山の人が関わることで、より素晴らしい提案ができあがります。 沢山の方々のご参加をお待ちいたしております。


第1回 キーワードは住民参加
デンマーク・サムソ島などに学ぶ

  • 日時 6月8日(土)13:00?17:00
    (午前 人工島見学 10時 西鉄香椎花園駅集合)
  • 場所 福岡女子大学図書館大ホール
    福岡市東区香住ヶ丘1-1-1
  • 参加費 1000円(資料代)
スピーチ予定者
Soren Hermansen さん
(デンマーク・サムソ島のエネルギー環境事務所インストラクター)
再生エネルギー100%を目指す島、サムソ島のエネルギー環境事務所は、 島内のエネルギーマネジメントの中心的な役割を担い、 住民への啓発なども仕事の一つとしています。 最近は日本から多くの研修団体が訪れています。
エネルギー関係に限らず、サムソ島は全体がエコミュージアムの島としても知られ、 古い風車や農家、歴史的なモニュメントも貴重な自然も、 「生きた」展示物として島のそこここに点在し、 それらは住民によって保護、管理されています。 ヨーロッパの夏の観光地の一つとして人気のある美しい島でもあります。
原 育美 さん
(環境ネットワークくまもと 事務局長)
持続可能な社会の実現と環境行政の推進には市民の主体的な参画が欠かせない。 市民の環境活動ネットワークは、多様性と独自性を尊重しながら、地域社会に対する提言や、 行政を支援することで信頼関係を築いてきた。
熊本市は昨年、第2次「環境総合計画づくり」を市民に託し、 公募を含む委員は議論を尽くして計画素案を作成した。 さらに、計画促進の役割も主体的に担いたいとする市民提案を受け、 今年4月、同計画の推進組織「環境パートナーシップくまもと市民会議」が誕生、 市民、NGO、事業者、行政の協議による持続可能な街づくりが始動する。
中村隆市
(株式会社ウインドファーム 代表取締役)
水俣病の記録映画をきっかけに環境問題に関心を抱くようになり、有機野菜の産直活動に関わる。 その後、南北問題を視野に入れ、ブラジル有機無農薬コーヒーの産直活動を実現。 北と南、消費者と生産者の信頼に根ざした公平なつながりを築く、 さらに、銅山開発に代わる持続可能な発展を目指し、 エクアドル、インタグコーヒーのフェアトレードも展開。 またゆったりとした生活文化を見直すナマケモノ倶楽部の活動や、 化学物質と電気を使わない非電化運動の普及にも取り組んでいる。

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