東ティモール産地訪問2013(その6)—コーヒーの加工

ハトゥカデ集落に滞在中、宿泊させていただいたお宅の壁には、コーヒーの加工方法についてのポスターが貼ってありました。コカマウの組合員には全員に配布されてあるというポスターです。

ポスター

1.畑の中で、赤く熟した豆だけを収穫します。(木がとても高いもの、急な斜面の場所などいろいろある。)

2.ビニールシートに広げて、選別をする。青い未熟豆、虫に食べられたり病気のものをはじく。

3.ポリバケツに水を入れ、2で残った良質の豆だけを入れる。水に浮いたものは、取り除く。

4.手動の果肉除去機をまわしながら、3の豆を水ごと入れる。

5.そのまま、日当たりのよいところに置いて、24時間発酵させる。

このときに、水を加える地域とそのままの地域がある。ハトゥカデはそのまま。

6.水を入れて洗い、ぬめりを取る。

7.金網の上に乗せ、天日で乾燥させる。乾燥中、手で混ぜたり、黒い豆があれば取り除いたりする。

説明中

パルシックの現地スタッフ・ネルソンさんが説明してくださいました。

 

「こんなに単純で簡単な行程だが、新しいメンバーが覚えて徹底するのに2?4年かかります。なぜ時間がかかるかというと、以前のやり方は、赤いチェリーのまま業者に売っていたこと。しかも、質が問われなかったので青くても摘んでしまこともあります。また、加工自体をやったことがなかったので、農家のみなさんにとっては初めてということ。あとは、文字を読めない人が多いことも大変なことの1つです。なので、理解して覚えてもらうには、写真を使うか、口頭で言うしかない。なので、ほんとうに時間がかかるのです。わかってしまえば簡単ですが、覚えるまで何度も何度も説明をします。」

パルシックでは、当初、組合立ち上げから10年間支援する予定でしたが、世代を超えた支援を継続的に行っていく予定とのこと。ウインドファームでも継続的にコーヒー豆を買い支えて支援して行く予定です。

(その7)収穫・加工体験

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