2012/05/03

原発は違憲 心穏やかに生きる権利守れ  希望持てる未来を

今日(憲法記念日)の東京新聞にいい記事が2つ出ていたので、紹介します。

被災地 幸福追求・生存権どこへ 今こそ憲法の出番
(2012年5月3日 東京新聞朝刊)から抜粋

 一人一人が尊重され、人間らしく平和で安全な社会に生きる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降、だれもがその願いを切実にしていることだろう。65年前のきょう、日本国憲法が施行された。13条と25条が保障する権利の実現に国は努力しているのか。

◆原発は違憲 心穏やかに生きる権利守れ

 幸福追求に対する権利を保障する13条、健康で文化的な最低限度の生活を保障する25条の訴えは切実です。被災して人間らしい生活と程遠い生活を強いられている人たちは「すばらしい憲法があるのになぜ私たちは―」と歯がゆく思っているでしょう。

 憲法前文では「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」とあります。「平和」とは単に戦争のない状態ではなく病気や飢餓、貧困や人権侵害、災害を含め、生活を脅かす脅威から免れて心穏やかに生きることができる、ということ。13条はさらに生命の脅威を排除することも人権として保障しています。

 その観点からみると原発は憲法違反だと考えます。放射能の危険にさらされないで生きたいという人権を、憲法は保障しています。


「若い世代が希望持てる未来を」 寂聴さん 脱原発ハンスト
(2012年5月3日 東京新聞朝刊)

 作家の瀬戸内寂聴さん(89)らは二日、東京・霞が関の経済産業省前で、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に反対する市民らが続けている集団ハンストに参加。雨が降る中、テントに入り、午後になっても座り込みを決行した。

 参加したのは、寂聴さんと作家の沢地久枝さん(81)、ルポライターの鎌田慧さん(73)。午後から作家の落合恵子さん(67)も加わり、再稼働反対を訴えた。

 寂聴さんは「態度がはっきりせず長いものに巻かれがちな日本人が多い中で、再稼働が進みそうで怖い」と話し、「もっと若い世代が希望を持てる未来を」と、脱原発への政策転換を訴えた。

 昨年、体調を崩しながらも全国で一千万人の脱原発署名を集める運動に参加し、集会にも足を運んできた沢地さんは「民主主義とは主体的に考え行動すること。脱原発への思いがあれば、まずは署名することから行動してほしい」と呼びかけた。

 また、落合さんは「原発は人の命や子どもの未来に対するテロ。政府が再稼働を焦っている今こそ、ひるまず、ぶれずに異議を唱えよう」と語った。

 ハンストをしていた一人で「原発いらない福島の女たち」の椎名千恵子さん(65)は「著名な作家の方々が参加してくれたことで、脱原発の意識をぼんやり抱いていた人たちが、思いを少しでも行動に結びつけてくれたら」と歓迎した。


寂聴さん、霞が関でハンスト参加 大飯原発再稼働に反対
(2012/05/02 11:28 共同通信)

 経産省前に座り込み、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に抗議する(前列右から)沢地久枝さん、瀬戸内寂聴さんら=2日午前、東京・霞が関

 作家の瀬戸内寂聴さんが2日朝、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に抗議して東京・霞が関の経済産業省前で行われているハンガーストライキに加わった。

 瀬戸内さんは作家の沢地久枝さんやルポライターの鎌田慧さんらとともに、日没までハンストに参加。再稼働反対と印刷された鉢巻きを法衣につけて「90年生きてきて今ほど悪い日本はありません。このままの日本を若者に渡せない」と語り、再稼働に向けた政府の動きについては「何を考えているのか。不思議なことをすると思った」と怒りをあらわにした。

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