コスモ石油、洋上風力発電に参入 岩手沖など検討

コスモ石油、洋上風力発電に参入 岩手沖など検討
(2011/12/13 2:00 日本経済新聞)

 コスモ石油は洋上風力発電事業に参入する。2020年代初頭にも東北沖など日本近海で10基以上の風車で構成する発電プラントの稼働を目指す。民間主導で建設する国内初の大規模洋上風力発電所になる可能性がある。海に囲まれた日本には洋上風力発電の適地は多い。政府も再生可能エネルギー普及に向け政策支援を本格化、事業化の環境が整うと判断した。


日本の洋上風力、20年後に「原発13基分」の試算も
(2011/12/13 2:02 日本経済新聞)

 遮蔽物がない海上は陸上より風の状態が良く、風力発電設備は安定した稼働が期待できる。世界第6位の排他的経済水域を持つ日本には洋上風力の設置適地が多い。2030年度時点の国内発電容量は陸上風力の約2倍の約1300万キロワットに達するとの試算もある。これは原発13基分に匹敵する規模だ。

 来年7月には再生可能エネルギーの全量買い取り制度が始まる。太陽光発電や陸上風力により生み出された電気は電力会社に固定…

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