想定より悪い土壌汚染 東京の発ガン予測 9,400人~47,200人増加
8月8日に「首都圏150ヵ所土壌調査の結果、放射能汚染を記者会見」を行った「放射能防御プロジェクト」は、「福島第一原発の事故の真実を知りたい」という思いから、世界各国から合わせて約5000人のメンバーがネットでつながった市民グループで、とても重要な活動を展開しています。
関東の皆さんに、ぜひ知っておいてほしい情報が掲載されています。
この結果に対するコメント
★欧州放射線リスク委員会クリス・バズビー博士からのコメント
ECRR(欧州放射線リスク委員会)科学議長 クリス・バズビー博士
ファイルのデータは、非常に興味深く貴重なものです。
汚染の深刻度によって、癌の発生率が違ってきます。最初に想定していたより悪いです。東京では、発癌率に関しては1%増加と想定していましたが、この結果を受ければ、1.6%から7.8%増加の間だと思います。
東京の人口1300万人から今後の発癌人口について計算できます。
年間の発癌率(全年齢)は460/100,000 なので、年間59,800件の癌が発生しています。
測定結果として、今後10年間に1.6%から7.8%増加を示すでしょう。
それは、59,800+1.6% および59,800+7.8% つまり10年間で 9,444人から47,222人。仮に5%増加したなら、わかりやすいかたちで統計にあらわれるでしょうが、一般的に癌は増加傾向なので、1.6%増加は識別することが難しくなるでしょう。
福島第一原発の事故現場から放出された放射性物質による汚染について、独立した団体による測定がおこなわれたことは非常に喜ばしいことだと思います。しかし、気をつけなければならないことは、セシウム濃度はその他の核種による汚染を示すものにすぎないということです。つまり、ストロンチウム・プルトニウム・トリチウム・そして最も重要なものとしてウラン、これらの核種による汚染です。セシウムからのガンマ線の吸収線量は、その他の放射性物質による実際の内部被曝のごく一部分にすぎず、その他の放射性物質を測定するのが望ましいです。
さらに、わたしが作成した健康問診表による、独立した健康被害調査を実施することを切に望みます。
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★京都大学 原子炉実験所助教小出裕章氏からのコメント
お送りくださった調査結果、拝見しました。
当たり前のこととは言え、すごいですね。
ごく一般の場所が、放射線管理区域以上に放射性物質で汚染されてしまいました。
被曝を規制するための多くの法令も意味を失い、私たちは変わってしまった世界で生きる以外にありません。
人々が生活する際、ごく容易に接触する場所で試料を集めることが大切ですし、行政にそうした調査を求めるべきと思います。







