2007/03/01

インタグ新聞 2006年12月-2007年1月

オーガニックコーヒー社代表の訪問
インタグと日本の関係強化へ
 オーガニックコーヒー社代表の中村隆市氏は、設立時より支援を続ける
AACRIメンバーとの会合のため、再びインタグを訪れた。
 中村氏は、日本で販売されるインタグコーヒーの2種類のサンプルを持参した。
その1つは、缶コーヒーであった。この加工方法がいかに日本の消費者に大切かの
説明も添えられた。

インタグ新聞


有機栽培への肯定的な意見は時を追うごとに広まり、
コーヒー栽培地のみでなく、全ての人類に恩恵を与えるものとされる。
これを主な理由に、日本における販売は増加しているとのこと。
 フニンの銅鉱山の開発に興味を示したのは当初、日本の三菱であり、
現在はカナダの企業が触手を伸ばしている。しかし中村氏は、真に持続可能な
開発を進めるために貢献し続けるという。日本人の死因の35%は、生活環境の
悪化に伴うガンによるという。ガンを患う若者もおり、都市に住まう子供の2人に1人は、
アレルギーか喘息に苦しむという。
AACRIの成果
 AACRI側は、組合の成果と問題点を述べた。農業技師は、消費者向け、
もしくは市場を開拓するにも充分なコーヒーを産出していることを伝えた。さらに、
生産者はコーヒー畑を拡大しているとのことである。
 大きな成果の1つに、コーヒーの皮剥き機と選別機の購入がある。その結果、
AACRIはマナビとグアヤキルの皮剥き機を利用する必要はなくなる。もう1つは、
地域で望まれていた、果肉付きのコーヒーを集荷できたこと。これら新しいシステムにより、
全てのコーヒーは、果肉除去と選別のために持ち込まれる。また、66の農場が有機認証を得て、
40名の組合員が有機認証の取得手続きにある。同様に、組合は原産地証明を発行できるよう
手続きを踏んでいる。
 組合の農業技師の給与は下がっているが、1年後には、情熱だけで働き続ける彼らに
報いることができるだろう。
保護森林の増加
 会合の主なテーマに、「環境」があった。今年は、コーヒーに木陰を落とす
森の管理に重点が置かれた。4400ヘクタールのパソ・アルトの森は、英国の
フォーレストコンサーンの協力を得て、環境省に保護森林の指定を求めた。
 セルバ・アレグレ教区議会と共に、AACRIはエル・キンデ地区の保護に向けて作業を進める。
EUには、4600ヘクタールの保護森林とパソ・アルトの森に関するプロジェクトを紹介した。
 また、コーヒー栽培と森林保護についてはPRODECIの資金協力により、チョンタルと
フニンのプロジェクト作成が支援された。
 森林に関してAACRIは、コタカチ・カヤパス環境保護管理委員会の一端を担う。
その目的は、地域社会を視野に入れた森林管理の政策向上にある。
水力発電
 AACRIは水力発電の問題にも関わっている。水資源は民間企業を魅了し、
そのプロジェクトは農場や河川・渓谷を脅かす。AACRIの調べでは、17の認可がおりている。
必要とされるのは、コタカチ郡による小規模水力発電である。このプロジェクトによる
経済効果は大きく、また安定する。AACRIの技術者によれば、地域社会の独自発展を可能として、
年間90万ドル近くの利益があると考えられる。
 AACRIの多岐に広がる活動は、多くの日本人により、大地と人々に優しいインタグコーヒーに
理解が示されるであろうと中村氏は考える。
by:フアン・オルティス

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