2010/08/06

核燃料再処理工場で放射能漏れ 2人被曝

友人が六ヶ所村で有機農業に取り組んでいることもあり、高レベルの放射能が漏れたことは、とても心配なことです。

日本中の原発が生み出す放射能(つまり、ほとんどの日本人が原発の電気を利用した結果)の影響を再処理工場に近い人ほど強く受けること、海産物や農産物を通して日本中が影響を受けること、子どもや孫の世代だけでなく数万年後の世代にまで及ぶこと。そして、人間以外の生物にも被害を与えることを皆が知る必要がありそうです。

原燃の再処理工場で微量被曝、報告3日遅れ (読売新聞)

日本原燃の核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)で7月30日、微量の高レベル放射性物質の廃液が建物内に漏れ、作業員2人が被曝(ひばく)した。

 経済産業省原子力安全・保安院が2日、発表した。

 放射線量はいずれも0・01ミリ・シーベルトと小さく、作業員の健康や環境への影響はない。しかし報告が同日までずれこんだため、保安院は「発生当日に通報すべきだった」として、口頭で厳重注意した。

 原燃によると、被曝した作業員は、高レベル廃液を濃縮する容器に差し込まれた温度計の交換作業をしていた。温度計を引き出した際、作業区域の放射線量が上昇し、廃液が漏れたことを確認した。

 原燃は、温度計を収納する管に小さな穴が開いていた可能性もあるとみて、原因を調べている。
(2010年8月2日20時30分 読売新聞)

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核燃再処理工場で放射能漏れ 青森・六ケ所村 (朝日新聞)

 日本原燃は2日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の作業区域で放射能漏れがあったと発表した。高レベル放射性廃液が漏れた可能性があるが、すでにふき取ったため、工場外への影響はないとしている。

 原燃によると、使用済み核燃料の処理で出来る高レベル廃液をガラスで固めるために濃縮するステンレス缶から、漏れた恐れがある。7月30日に、廃液に触れない構造になっている保護管の中の温度計を交換した際、作業員が抜き出した温度計をビニールシートに置いたところ、シートから原子炉等規制法の基準値の約18倍の放射能濃度の放射性物質が検出された。

 保護管が損傷し、廃液が漏れた可能性があるとして原燃が原因を調べているが、廃液そのものは確認されておらず、廃液の粒子が付着していた可能性があるという。

 原子力安全・保安院は2日になって報告した原燃の情報伝達が遅いと口頭注意した。

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再処理工場で高レベル廃液漏れか (東奥日報 2010年8月2日)

日本原燃は2日、六ケ所六ヶ所再処理工場の分離建屋で先月30日、高レベル放射性廃液濃縮缶内にある、温度検出器を保護する管に高レベル廃液が漏れた可能性がある?と発表した。作業中の協力会社の30代男性1人が微量の被ばくをしたが健康被害はなく、外部への放射能漏れもないという。原燃が事態を国や県などに報告したのは2日になってからで、経済産業省原子力安全・保安院は同日、「報告が遅い」として、原燃の川井吉彦社長に口頭で厳重注意した。

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 原燃によると、アクティブ試験再開に向けた検出器の交換作業のため、放射線管理の担当社員と、作業員4人が温度計を抜き出してシートに置いたところ、法令の約18倍にあたる最大約710ベクレルの放射性物質の付着が確認された。

 また、抜き出した際に男性1人のあごや手袋に放射性物質が付着、0.01ミリシーベルトの微量な放射線が確認された。別の男性作業員1人からも同量の線量が検出されたが、放射性物質の付着によるものではないという。原燃は「数値自体は、自然界で受ける量と同じ」と説明した。

 検出器の長さは約12メートル。通常はステンレス製の保護管の中に入っており、高レベル廃液に触れることはない。原燃は「詳しい調査はこれからだが、保護管内に廃液が漏れて検出器に付着した可能性がある」としている。

 一方、30日の発生にもかかわらず、国などへの報告が2日になった点については「高レベル廃液が原因と推定するまで時間がかかった」などと釈明した。原燃は今後、事故原因や対策などをまとめ、報告書を国に提出する。

 同保安院原子力防災課の担当者は「安全確認のため、事象が起きた時点で速やかに報告するべきだ」と指摘。作業員の被ばくについては「線量も小さく、それ自体は問うものではない」と話した。

 六ケ所村の戸田衛副村長は「原燃にはまず再発防止策をしっかり講じてほしい」とコメントした。

 六ケ所再処理工場では昨年も高レベル廃液が漏れるトラブルが相次いで発生している。

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高レベル廃液漏れか 作業員2人被ばく 六ケ所再処理工場 (河北新報)

日本原燃は2日、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の高レベル放射性廃液を集めて濃縮する施設で、温度計を保護するステンレス製管の内部に廃液が漏れた可能性があると発表した。温度計の交換作業をした30代男性ら2人の作業員のあごと手袋などに微量の放射性物質が付着、被ばくしたことなどから分かった。被ばくは基準値以下で作業員の健康や周辺への放射能の影響はないという。
 原燃は2日、経済産業省原子力安全・保安院に報告。保安院は通報が遅れたとして、口頭で厳重注意した。
 原燃によると、作業員2人は7月30日、長さ約12メートルの温度計を引き抜いて交換する作業に当たっていた。温度計は直径約2センチの保護管によって高レベル廃液に直接触れない構造になっている。原燃は管が何らかの原因で損傷して内部に廃液がにじみ、作業員が引き抜いた際、放射性物質が付着した可能性があるとみて調べている。
 作業員が受けた放射線量は、いずれも0.01ミリシーベルトで、法令で定める基準を大幅に下回る。作業場所のシートには法令の基準値の約18倍の放射性物質が付着しており、原燃で関連を調べている。作業は手順書通りに行われていた。

2010年08月03日火曜日

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