2013/08/29

新潟知事:汚染水問題、原発再稼働の判断材料に

「史上最悪の高濃度汚染水 今後30年以上太平洋へ」「日本政府、節約のために対策を2年以上放置」米専門家が指摘/ヴォイス・オブ・ロシア 8月7日
(8月 15th, 2013 フランスねこ)から抜粋

Q,放射性汚染水の漏出を制御することは可能なのでしょうか?
A,アーニー・ガンダーセン「既に手遅れです。汚染水は過去2年間にわたり漏れ続けて来ました。そしてついに放射性汚染水は海に到達したのです。海から遠い場所は更に深刻な汚染に見舞われています。日本関係者は遮蔽壁を設けることを提案していますが、2年遅すぎます。そして壁ができる頃には汚染水が原発内に滞留し原子炉を不安定にする、という別の問題を引き起こすことになります。

2年前、私はゼオライト製の堀で福島原発を囲うことを日本関係者に提案しました。ゼオライトというのはただの火山灰です。火山灰は放射性物質を非常によく吸収するのです。しかし日本関係者はその必要経費を出す気がありませんでした。彼らは私に『東京電力はそのための資金が無い』と言ったのです。でもそのために私たちは今、太平洋が汚染される、という非常に深刻な問題に直面しているのです。

この汚染水は、私がこれまで見た中で最も高濃度の放射性汚染水です。日本政府は国民に対して汚染除去にかかる本当の額を伝えていません。原発の事故現場を整理するのに1千億ドル(約10兆円)、福島県全体ではこれに加えて4千億ドル(約40兆円)必要です。もし日本の人々が原発が引き起こす被害の実情を知ったなら、再稼働を考え直すことでしょう。福島原発のような事故は他でも起きうるのです。日本は地球上で最も地震の多い地域です。そんな場所に原発を作るなんて、馬鹿げています。」

新潟知事:汚染水問題、柏崎刈羽原発再稼働の判断材料に
(2013年08月28日 21時39分 毎日新聞)

 新潟県の泉田裕彦知事は28日、東京都内の日本外国特派員協会などで会見し、東京電力福島第1原発の汚染水問題について「原発を運転する資格のある会社なのかという判断の要素になりうる」と述べた。汚染水問題にメドをつけることが、同県にある柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を左右するとの認識を示したもので、同原発の再稼働に向けたハードルはさらに高くなった格好だ。

 泉田知事は会見で、同原発の再稼働について「(福島)事故の検証と総括をしたうえで議論すべきだ」との考えを重ねて表明。「目先のお金を優先し、安全対策を怠り、自らの首を絞めることが続くなら、破綻処理も選択肢の一つ」と東電を批判した。汚染水流出の公表遅れについては「過去の経験に学べない企業が、原子力のオペレーションをできるか不安」と引き続き厳しい認識を示した。

 東電は、経営再建の要である同原発の再稼働を目指すが、泉田知事の反発で、手続きの入り口にあたる安全審査申請もできていない。再稼働への道筋を示せないと、東電を支援してきた金融機関の融資継続が難しくなり、「昨年に続く電気料金の再値上げに追い込まれかねない」(東電幹部)。こうした焦りから、東電では「先送りせず、早急に申請する選択肢も検討すべきだ」(同)との強硬論も強まりかけていた。

 ただ、汚染水漏れは原発事故の国際評価尺度(INES)で、8段階の「レベル3」(重大な異常事象)とされたほか、28日に茂木敏充経済産業相と会談した佐藤雄平・福島県知事も記者団に「まず原発事故の処理に全力で当たってもらうのが第一」と述べるなど、早急な解決を求める声が高まっている。関係者によると、東電の28日の取締役会で強硬論はトーンダウンし、審査申請時期は慎重に検討する方針が確認された。

 ただ、汚染水問題にいつメドがつけられるかは不透明だ。泉田知事の理解を得て再稼働を目指すのも、利用者の反発が強い再値上げも容易ではない。東電は一段と追い詰められた格好だ。【清水憲司、浜中慎哉】


東電破綻処理も選択肢の一つ 泉田知事が都内で会見
(2013/08/28 22:45 新潟日報)から抜粋

 泉田知事は「目先のお金を優先して安全対策を怠るならば、(東電を)一度破綻処理するのも選択肢の一つ」と述べ、東電の姿勢を厳しく批判した。

 知事は福島第1原発の汚染水処理での東電のずさんな対応も問題視。「東電は約束を守ることなどができていない。汚染水への対応で本当に原発を運転する資格がある会社なのか。東電の信頼性を判断する要素だ」と指摘し、汚染水問題は今後の柏崎刈羽原発の対応に影響する可能性があるとの認識を示した。

 柏崎刈羽原発の再稼働に対しては「福島事故の検証と総括をした上で対策を講じ議論する」と従来の見解を繰り返した一方、原発の再稼働を判断する責任主体が日本でははっきりしていないと指摘。

 「安全性の確保は原子力規制委員会だが、一方で誰が自治体に(原発の安全性を)説明するかが決まっていない。原発推進官庁の経済産業相が安全を語っても住民の納得は得られない。責任を負う大臣が曖昧だ」と語った。


原子力規制委員長が東電に苦言 「根拠ない推論多過ぎ」
(2013年8月28日 20時38分 東京新聞)

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は28日の記者会見で、東京電力福島第1原発の地上タンクから大量の高濃度汚染水が漏れた問題をめぐり「東電の発表には根拠のない推論が多過ぎる。データ収集の計画や手法などを踏み込んで指導したい」と述べ、規制委として関与を強める考えを示した。

 東電は19日にタンク周辺で見つかった水たまりの大きさから、漏れた量を当初は「少なくとも120リットル」と発表したが、タンクの残量を調べた結果、「300トンだった」と翌日に訂正した。また、本来は別々に扱うべきベータ線とガンマ線を合算して現場の放射線量を説明していた。
(共同)


汚染水:東電に任せず、国が積極関与を 福島・佐藤知事
(2013年08月28日 19時1分 毎日新聞)

 東京電力福島第1原発事故の汚染水問題について、福島県の佐藤雄平知事は28日、茂木敏充経済産業相と会談し、東電任せではなく国が積極的に関与し、解決に向けた具体的な見通しを示すよう求めた。

 佐藤知事は「状況は悪化の一途をたどっている。東電だけで対応できる問題ではないことは誰の目にも明らかだ」と述べた。

 茂木経産相は「率直に言えば東電任せで、何か問題が起これば(対応する)という、もぐらたたき状態だった」と説明。9月中にも抜本的対策を取りまとめる方針や、現地常駐の人員強化を伝えた。佐藤知事は同日、原子力規制委員会の田中俊一委員長とも会い、事故の完全収束を要請した。(共同)


原子力規制委:汚染水タンク漏水 「レベル3」に正式決定
(毎日新聞 2013年08月28日)

汚染水 原子力事故尺度レベル3

 東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水300トンが漏れた問題で、原子力規制委員会は28日、原発事故の国際評価尺度(INES)での評価をレベル3(重大な異常事象)とすることを正式決定した。

 INESは0〜7の8段階あるが、「健全な施設」で起きた事故を想定し、福島原発のように放射性物質が漏れ続けている施設を原則対象としていない。そこで、規制委は、今回のトラブルを評価することが妥当かどうかを国際原子力機関(IAEA)に照会した。

 これに対し、IAEAは「汚染水問題を原発事故と切り離すことも可能」などと回答。そこで、規制委は28日の定例会で、レベル3とすることを決めた。このトラブルでは当初、漏水量が0・12トンと東電が発表していたが、後に300トンと判明。規制委は暫定評価をレベル1(逸脱)からレベル3に引き上げていた。

 一方で、従来のINES評価と異なる対応となったことは国内外で大きな議論になった。田中俊一委員長は「拙速に評価しないように、情報発信のあり方を考えるべきだ」と述べ、今後のトラブルの評価は慎重に行うこととした。【鳥井真平】

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