東電発表 3月に、大気に放出された放射性物質だけで チェルノブイリ原発事故の17%

東京電力は、これまでも様々なウソをついてきたし、最近も原発の事故処理作業員の登録者を8000人しかいないのに2万4000人と3倍も多く発表していたから、福島原発から「大気に放出された放射性物質がチェルノブイリ原発事故の17%」という数字も信じることはできない。そして、地下や海にも大量に放出している。しかし、なぜ地下や海に放出された数値が推測でも発表されないのか?

福島汚染、主因は2号機 東電発表 3号機も大量放出
(2012年5月25日 朝日新聞)

 東京電力は24日、福島第一原発事故で大気に放出された放射性物質の総量を90京(けい)ベクレル(京は兆の1万倍)とする試算結果を発表した。2号機からが最も多く、昨年3月15日、主に2号機からの放出で原発の北西地域が激しく汚染されたとする説を裏付けた。16日にも海の方角へ大量放出があったらしいこともわかった。東電は「3号機から」としているが、詳しくは不明だ。

 東電は、昨年3月12日~31日の期間の大気への放出量を評価。90京ベクレルは、経済産業省原子力安全・保安院が昨年6月に示した77京ベクレルの約1.2倍。旧ソ連チェルノブイリ原発事故での放出量の約17%にあたる。

 1?3号機からの放出量の内訳は、1号機13京ベクレル、2号機36京ベクレル、3号機32京ベクレル。発電所周辺の空間放射線量の値などをもとに割り出した。放出源が判明しないものも11京ベクレルあった。定期検査中だった4号機からの放出はない、とした。

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