2012/10/01

【労災認定の目安改悪?】 5ミリシーベルト→100ミリシーベルト

【労災認定の目安改悪?】5ミリシーベルト→100ミリシーベルト
加えて、福島原発の事故処理作業員は被ばく線量も不明
自然を守るべき環境省が環境を汚染し、人間を守るべき厚生労働省が人を守ろうとしていない。

◆これまで、原発労働者のガン 5ミリシーベルトで労災認定
原発労働者のガン 累積被ばく線量 5~130ミリシーベルトで労災認定

放射線業務でがん発症、労災認定に目安 厚労省公表
(2012/9/28 22:34 日本経済新聞)

 厚生労働省は28日、原子力発電所や医療機関などで放射線業務に関わる人の労災申請について、胃・食道・結腸の3つのがんの認定目安を公表した。累積被曝(ひばく)線量100ミリシーベルト以上や、業務に就いてから発症まで5年以上経過していることなどが柱。これらのがんは、これまで放射線業務と発症の関係を判断する目安がなかった。

 原発作業が原因でがんを発症したとする2人の労災申請を受け、同省の検討会が過去の疫学調査などから目安をまとめた。1人は2つのがんを発症し、2009年12月に申請。別の1人は、昨年2月に申請し発症したがんは1つ。同省は病名や認定の可否は公表していない。

 また同省は福島第1原発事故の復旧作業にあたった作業員から、がんを発症したとして、今月、労災申請があったと明らかにした。同原発の作業員が、東日本大震災以降にがんで労災を申請するのは初めてという。

線量計 延べ3000人つけず 作業員の4割
福島原発作業 事故直後 17日間
(2012年9月4日 朝日新聞)から抜粋

 福島第一原発で事故が起きた昨年3月、東京電力が被曝(ひばく)線量を測る線量計「APD」をつけないで働かせた作業員が延べ3千人を超え、全体の4割にのぼることがわかった。緊急対応として作業班の代表者だけに装着させ、全員が同じ線量を浴びたとみなしていた。だが、作業員が代表者と離れて働いていた事例が朝日新聞の取材で判明。正しい被曝記録が残っていない人が相当数いる可能性が出てきた。

 東電によると、福島第一に5千台あったAPDの多くが3月11日の津波で流され、約320台しか残らなかった。12、13日に他の原発から約500台を取り寄せたが、「充電器が足りない」として使用しなかったという。15日以降は作業班の代表者だけにAPDを持たせ、その被曝線量を作業班全員の線量として記録する運用を始めた。こうした対応について、31日になって厚生労働省に報告した。

 原発構内は爆発で高線量のがれきが飛び散り、1メートル離れただけでも線量が大きく違う場合がある。厚労省は一人ひとりの被曝線量が正しく記録されない恐れがあると判断し、ただちに改善するよう口頭で指導した。東電は4月1日から全員にAPDをつけさせる運用に切り替えた。

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