川魚から最高2600ベクレル 環境省、魚類や昆虫を調査

川魚から最高2600ベクレル 環境省、魚類や昆虫を調査
(2012年7月2日 19時33分 東京新聞)

 環境省は2日、東京電力福島第1原発事故を受けて実施した福島県周辺の河川や湖、海域の魚類や昆虫に含まれる放射性セシウム濃度の測定結果を発表した。福島県南相馬市の真野川で採取したハゼ科の魚、シマヨシノボリから1キログラム当たり最高2600ベクレルを検出、海よりも河川や湖の魚類の方がセシウムの濃度が高い傾向がみられた。

 環境省は「海水魚と淡水魚で、セシウムが蓄積される仕組みに違いがあることが影響しているようだ」と指摘。昆虫や藻などが魚類の汚染とどう関連しているかを探ることが目的で「冬場の調査で採取数が少なく、継続的に調査を進めたい」としている。
(共同)

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