2012/06/29

3町 がれき受け入れ検討中止 (NHK)

3町 がれき受け入れ検討中止
(6月28日 22時9分 NHK)

東日本大震災で発生したがれきの受け入れを検討していた群馬県大泉町など3つの町は、細野環境大臣が26日に岩手県内のがれきの広域処理に一定のめどがついたという認識を示したことを受けて、受け入れに反対の住民を説得する力がなくなったとして、受け入れの検討を中止することに決めました。

これは28日に、ごみ処理組合を作る大泉町と邑楽町、それに千代田町の町長が合同で記者会見して明らかにしました。
それによりますと、細野環境大臣が26日の会見で、岩手県の可燃性のがれきについて広域処理に一定のめどがついたという認識を示したことから、受け入れに反対している住民に対し説得する力がなくなったとしています。
このため、これまで続けてきたがれきの受け入れについての検討を中止するとしています。

会見の中で、組合の管理者を務める大泉町の斉藤直身町長は、「発言で説得のハードルがさらに高くなった。めどがついたのであれば、あえて無理をしてまで受け入れる正当性が失われてしまった」と話しています。

環境省によりますと、がれきの広域処理に必要な群馬県の受け入れ量はまだ正式に決まっていないということですが、組合では、例え今後、不足が出た場合でも受け入れを再び検討することはないとしています。

可燃性のがれき 広域処理にめど
(6月28日 15時52分 NHK)


「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を応援する市民ネットワーク

みんなで応援しよう!「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」

震災瓦礫は、その土地の方々にとっての、生活の形見、大切な思い出の品です。単なる「ゴミ」や「廃棄物」ではありません。あちこちに持って行って、燃やしてしまえば、灰になってしまうだけですが、有効な資源として活用すれば、これから何世代も先まで、人々を守り続ける森になるのです。


「いのちを守る森の防潮堤」 宮城県議会が全会一致で推進

がれき防潮堤で溝 宮城県、慎重姿勢 県議会は推進議連
(2012年06月12日 河北新報)

 東日本大震災で発生したがれきを防潮堤整備に活用する「いのちを守る森の防潮堤」構想をめぐり、宮城県議会と県の温度差が目立ってきた。議員連盟を結成し、全会一致で推進する議会に対し、県は法規制などを理由に慎重姿勢を崩さない。構想が動きだせば、がれき処理の工程や広域処理の行方にも影響を及ぼすだけに、15日開会の6月定例会では論戦の焦点に浮上しそうだ。


みやぎ・この人に聞きたい:宮脇昭さん /宮城
(毎日新聞 2012年06月10日 地方版)

 ◇Q なぜ「森の防潮堤」を提唱?

 ◇A がれき焼かず資源に活用

 −−県議会が議連を発足させた背景には県内や広域での焼却処理が思うように進まない危機感があります。

 ◆一番困ってらっしゃるのは現場の被災者の皆さん。がれきはエコロジカルな地球資源なんです。環境省は「焼かなきゃいけない」と言っているけど、亡くなった方の思い出や生き残った方の生活のすべてが残っている。それを安易に焼くんじゃなしに、使えるものは使う。これまでの松にこだわらず、土地本来のタブノキやシイの木などの苗をそこに植える。3年たったら管理はいらない。

 あと2、3年たったらがれきは焼かれてしまうので、今すぐやらなきゃ駄目です。

 −−木質がれきを埋めた場合、メタンガス発生や陥没の危険性も指摘されていますが。

◆幅100メートル、高さ22メートル、南北300キロの防潮堤を造れば、がれきは全体の4・8%にしかならないんですよ。土と混ぜて同じようにやれば、陥没するとの指摘はバカなことです。木質が大事で、これは栄養のかたまりですから。

 −−木質の方が埋め立てに適していると。

 ◆有機肥料ですから、森を作るのに最高ではないでしょうか。木質の資源がゆっくり分解され、隙間(すきま)ができて、根から酸素が入る。もし危ないと思うなら、やりながら考えてください。やりもしないで、過去の法律・条例にこだわって引き算ばかり。やめてほしい。

 −−防潮堤は国土交通省、防災林は農林水産省、がれきは環境省。所管が3省にまたがっています。どう突破しますか。

 ◆新しいことはトップダウンじゃないとできない。部下に任せると縦割りの中で自分のことしか考えないから。今こそトップの先見性や決断力や実行力が問われる時代。危機はチャンスなんです。日本の官僚機構は素晴らしかったけれども、危機には機能しない。トップが自分の責任において総合的に判断すべきです。

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 ◆聞いて一言

 ◇「焼却は愚策」が印象的

 がれきを「資源」ととらえる宮脇氏が、プラントを新たに建設しての焼却処理を「愚策」と切って捨てていたのが印象的だった。

 がれきに関しては、細野豪志環境相が仙台平野で埋め立て・再利用して防災林を整備する方針を示している。ただ、主に埋め立てに使うのはコンクリート片で、宮脇氏が主張する木質系については、細かく砕いてチップ状にして使う方針だ。木質系の利用を拡大できるのか、宮脇氏らの今後の活動を注視したい。


がれき広域処理の合理的根拠なし

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