2010/04/01

生物多様性条約 締約国会議のホスト国の資格はない

「ホスト国の資格ない」 保護団体、一斉に日本非難 

 【ドーハ共同】日本が主導権を取って、大西洋と地中海のクロマグロ取引規制提案の否決だけでなく、ニシネズミザメ規制も逆転否決に導いたことなどに対し、環境保護団体は「(10月に名古屋市で開かれる)生物多様性条約締約国会議のホスト国の資格はない」と一斉に非難した。

 海洋問題に取り組むピュー環境グループのスーザン・リーバーマンさんは「日本の人々は自分たちの政府がここに来て、科学と保全を無視しただけでなく、ほかの発展途上国を引き込んでまで、条約を保全と逆方向に持っていこうとしたことを知る必要がある」と指摘。「生物多様性を破壊しようと懸命になった国が、どうして多様性を守るための会議をホストできるというのか」と難じた。

 また、国際動物福祉基金のアゼディン・ダウンズさんも、今年が国連が定める国際生物多様性年であることに触れ「2010年は生物多様性の損失を加速させる年になってしまった。地球を破壊する欲望と裏取引が、会議の主役だった」と批判した。

 海洋保全に取り組む団体「オシアナ」も「日本や中国が得ている巨大な経済的な利益によってワシントン条約が崩壊の危機に立たされた」との声明を発表した。
(2010年03月25日)

2010/03/31

島根原発 ずさん定検で運転停止ー検査漏れ123件 記録ないものも

なぜ、原発ではこんなに「違反」や「点検漏れ」が繰り返し続くのだろう?
経済産業省原子力安全・保安院は、何のためにあるのだろう?

島根原発:123カ所で点検漏れ 1号機の運転停止 (毎日新聞)

中国電力(本社・広島市)は30日、島根原発1、2号機(いずれも松江市)で計123カ所の点検漏れがあったと発表した。機器が点検計画通りに交換されていないのに、点検していたことにされていた。同社は1号機の運転を31日から停止、定期検査のために運転停止中の2号機と共に点検する。経済産業省原子力安全・保安院によると、点検漏れを原因とした原発の運転停止は初めて。【細谷拓海、岡崎英遠】

 中国電力は「放射能漏れなど安全面での問題はない」というが、ずさんな安全管理の実態が明らかとなった。

 同社は30日、保安院に報告。保安院は「保守管理が適切にされていないことは遺憾」として、4月30日までに、原因と再発防止策について報告するように指示した。

 報告書によると、点検漏れがあったのは、1号機が、異常時に原子炉内に水を送る高圧注水系のタービンを回すための「蒸気外側隔離弁」など14系統74カ所、2号機が8系統49カ所。うち、法律で定められた検査対象は、38カ所と23カ所あった。

 09年6月の定期検査で、蒸気外側隔離弁のモーターが、06年9月からの定期検査で取り換えるはずだったのに実施されていなかったことが発覚。ポンプのパッキンやボルトなど計123カ所の点検漏れが分かった。機器の中には、1989年以降、点検されていなかったものもあるという。

 中国電力によると、機器のサイズが合わず交換できなかった場合などに、点検部署が点検管理部署にその事実を伝えていないことがあった。管理部署は確認しないまま、点検したものとして処理していたという。
 ◇中国電力「検査したか、分からないものも」

 中国電力は30日午後、島根県庁で記者会見した。清水希茂・島根原子力本部長らが「心配をおかけしたことについて、誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます」と謝罪した。点検記録の保存自体がずさんで「検査したかどうか分からないものもある」と説明するなど、無責任な安全管理体制が浮き彫りになった。

 会見では、「安全管理意識が決定的に欠如していないか」といった質問が矢継ぎ早に飛んだが、幹部たちは答えに詰まりながら「全力で安全管理に努めたい」と繰り返すだけだった。「いつからこんな事態になったのか」との質問に対し「点検記録が残っている中で最も古いのは89年の1号機。記録が残っていないものもあり、検査したのか、していないのか、分からないものもある」といった回答まで飛び出した。【岡崎英遠、目野創】
 ◇形骸化する「自主検査」

 原発1基の点検項目は数万件と膨大で、国が逐一検査できないため、電力会社が自ら安全運転に必要な「保安規定」を決めて定期検査し、国が不備を抜き打ち審査する仕組みになっている。09年には、この自主検査体制への信頼性に基づき、国の定期検査を現行の13カ月間隔から最大2年間隔に延ばせる「新検査制度」が導入された。

 今回判明した問題は、こうした自主検査体制の信頼性を損なう恐れがある。中国電力は点検作業とその確認を別の部署で行う体制に改めた。しかし点検部署が発電所内の検討抜きで部品交換を見送った上に、確認部署も連絡がなかったため「交換済み」と記録するという形骸(けいがい)化した体制の一端が明らかになった。【山田大輔】
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* 中国電力:原発説明会阻止される 山口・上関
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* 島根原発:1・2号機の耐震性「基本的に問題ない」??安全委見解 /島根
* 島根原発:2号機、きょうから定検 /島根

毎日新聞 2010年3月31日 東京朝刊

島根原発1,2号機点検漏れ 管理体制に不信感 (読売新聞)

 島根原発1、2号機(松江市鹿島町)の点検漏れが発覚した30日、中国電力島根原子力本部の幹部が県庁で記者会見し、両機で計123件にも及ぶ膨大なミスについて謝罪した。県と松江市は、中国電力に保守管理の徹底を申し入れた。地元住民は原発の管理体制への不信感をあらわにした。

 記者会見には、島根原子力本部の清水希茂本部長らが出席。「多くの皆様に心配をかけ誠に申し訳なく、深くおわびする。今後、再発防止対策に全力で取り組む」と陳謝した。昨年6月の定期検査で、一部の機器で点検漏れがあることを把握していながら、3月に経済産業省原子力安全・保安院の調査を受けるまで報告していなかった。会見では、点検ミスについて、「意図的ではない」と強調した。

 既に定期点検のため原子炉を停止している2号機に加え、再点検のため31日から1号機も停止することを説明。「火力発電主体でまかなえ、今のところ問題はない」と強調したが、運転開始の時期のめどは立っていないという。

 記者会見に先立ち中電から報告を受けた松江市と県は、島根原子力本部の幹部らを呼び出し、安全管理について申し入れを行った。

 松江市役所では、小川正幸副市長が「再発防止策などへの対応に懸念を抱かせ、市民の不信感、不安感につながるため誠に遺憾」などとする松浦正敬市長名の申し入れ書を読み上げ、清水本部長に手渡した。小川副市長が「早急に原因分析を行い全社員が危機管理意識を持つよう努力してほしい」と強調すると、清水本部長は「市民、関係者の皆様におわびする。申し入れに対し、真摯に取り組みたい」と答えた。

 県も中電に「安全確保体制が不十分であったと言わざるを得ない。県民に分かりやすい形での情報公開や説明を行うよう強く要請する」などと溝口知事名で申し入れ。県防災センター室で、福田信夫・危機管理監が申し入れ書を清水本部長に手渡した。福田危機管理監は、4月中に松江市と同原発に立ち入り検査する考えを明らかにした。

 市民団体「島根原発増設反対運動」の芦原康江代表は「報告できていないことは、管理ができていないということで、重大な問題」と批判した。
(2010年3月31日 読売新聞)

島根原発で点検不備 123件、1号機は停止へ (中国新聞)

 中国電力は30日、島根原子力発電所(松江市鹿島町)1、2号機で、点検漏れにより同社が定めた期間を超えて機器を使用するケースが、弁の電動機、ヒューズなど計123件あったと発表した。31日に1号機を手動停止して詳細に点検する。18日から定期検査に入っている2号機も点検する。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、点検の不備を理由とした原子炉停止は全国初という。中電は、施設の安全性への影響や放射性物質漏れはないと説明。島根原発が2機とも止まるが、電力供給にも問題ないとしている。1号機運転再開の見通しは不明。

 中電によると、1号機の定検中だった昨年6月、最初の点検漏れが判明。原子炉につながる高圧注水系配管に設置された弁の電動機について、点検計画表には「取り換え済み」と記録されていたにもかかわらず、2006年の定検で交換されていなかった。

 その後、1、2号機で「重要度の高い設備」と位置づける計約1万3千カ所を調査した結果、それぞれ73カ所、49カ所で計画表の記載と異なる超過使用が確認された。非常用ディーゼル発電機の弁の一部は1988年から未点検で、交換時期を10年近く過ぎていた。

 中電は、点検をする部署と、計画表を管理する部署の連絡ミスなどが主因と説明。担当者への聞き取りや、計画表に改ざんの跡などが確認できないなどの理由で「意図的ではない」としている。

 中電は同日、保安院に報告、島根県と松江市に連絡した。保安院は同日、原子炉等規制法などに基づき、原因、再発防止策などを4月30日までに報告するよう中電に指示した。(長久豪佑)

ずさん定検で運転停止へ=島根原発、100超点検漏れ?30年以上未点検個所も? (時事通信)
 中国電力島根原発1、2号機(松江市)で、定期検査項目のうち、少なくとも123件で点検漏れがあったとして、同社は30日、運転中の1号機を手動停止し、未点検個所の再点検を行うと発表した。定検中の2号機についても同様に確認する。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、点検漏れが原因で稼働中の原発の運転を止めるのは初めて。
 中国電によると、1月下旬に原子炉格納容器内の圧力調整弁を動かす電動機が、点検期間を大幅に超過していたことがメーカーからの連絡で発覚。定検中の2号機を含め、同様の点検漏れを調査したところ、ボルトナットの交換や弁の分解点検など、これまでに計123カ所の未点検個所が判明した。
 島根原発では1号機は28回、2号機は16回の定期検査が行われている。点検を終えたかどうかを確認する際、未点検と確認されたものだけ連絡する体制を取っており、連絡がなければ点検したものとみなしていたため、チェック機能が働いていなかった。
 中には、1974年の運転開始以来チェックの形跡がなく、最悪の場合、30年以上未点検だった可能性も否定できない個所もあるという。(2010/03 /30-23:56)

島根原発、検査漏れ123件 点検・交換記録ないものも (朝日新聞3月31日)

 中国電力は30日、島根原発1号機と2号機(松江市鹿島町)で、定期検査で実施したことになっていた機器の交換や点検について、実際には実施されていなかったものが計123件あったと発表した。1号機では、大事故の際に炉心に水を注入する緊急炉心冷却システムにかかわる機器も含まれていた。同社は31日に1号機を停止する。経済産業省原子力安全・保安院は「保守管理と定期検査が適切に実施されていないことは遺憾」として、同社に対し定期検査中の2号機と合わせて再点検を指示した。

 同社によると、機器の中には1974年の1号機の運転開始以来、点検・交換記録がまったく残っていないものもあった。同社は「意図的なものとは考えておらず、原子炉の安全性にも問題はないことを確認した」としている。

 同社が今年1月に開いたトラブルなどの検討会で、1号機の原子炉格納容器に水を注入する機械の隔離弁を動かすモーターが、2006年9月?07年4月の定期検査で新品に取り換えて検査したことになっていたのに、実際には交換されていなかったことが確認された。

 定期検査の際、交換されるはずだったモーターが交換できず、そのことが作業担当部署から検査計画を管理する部署に連絡されなかったため、「交換された」として記録されたのが点検から漏れた原因という。

 このため、1、2号機について緊急時に使う装置など「重要度の高い設備」(同社)を調べ直し、このモーターに加えて、弁の分解やヒューズの取り換えなど、計123件(1号機74件、2号機49件)の点検が未実施だったことが明らかになった。さらに重要度で四つに分けると、最重要クラスは57件。

 モーター以外の機器については、点検の計画表を作る際、過去の点検日時などを誤って入力するなどしていたという。

 モーターの検査漏れは、昨年6月に担当部署が把握していたが、社内の検討会に報告したのは今年1月だった。同社は「認識に甘さがあった」としている。

 同社は30日、保安院と島根県、松江市に点検の不備を報告。保安院は同社の管理体制と未点検の機器がほかにないかどうか、電気事業法などに基づいて4月末までに報告するよう求めた。(大野正智、小堀龍之)

六ヶ所再処理工場の保安規定違反

16件目の規定違反だそうです。原子力関連は、どうしてこんなに違反やデーター捏造や「検査漏れ」が多いのだろう?

国が原燃に保安規定違反を指摘 (東奥日報 3月29日)

 経済産業省原子力安全・保安院は29日、六ケ所六ヶ所再処理工場で起きた低レベル放射性廃棄物の仮置き問題とプルトニウム溶液移送ミスについて、原子炉等規制法に基づく保安規定違反にあたるとして、4月9日までに改善策を報告するよう日本原燃に文書で指示した。また、県は同日、原燃側に口頭で注意した。

2010/03/30

スロービジネススクール入学おめでとう!

スロービジネススクール7期生・3月さんぽコースに入学した皆さんへのメッセージ

自分たちが学ぶ学校自体を「自分たちで創っていく」というコンセプトのスロービジネススクール(SBS)。そうした、あまり例がない「変なスクール」に参加してくれて、ありがとう。多様な個性をもった皆さんと出会えたことをうれしく思っています。

このビジネススクールは、人よりもたくさん儲かるビジネスを教える場所ではありません。人も自然も皆がハッピーになる仕事を学びあう場です。

SBSには、「スロービジネスって、何だろう?」という新入生から自営業や会社などを経営するベテランまで、多様な「学生」や「講師」がいます。特にこの1、2年は、スロービジネスを立ち上げ、SBS仲間と連携して事業を展開している学生が増えつつあります。

そうした在校生の皆さんともどんどん交流しながらスロービジネスを学んでいって下さい。直接会える場に参加したり、メールでの交流もいいと思います。

昨年11月11日(世界平和記念日)私は、SBSの仲間たち30数名とスロービジネスを社会に広めるための会社「株式会社おかげさま」をつくりました。(この会社には、SBS学生は誰でも参加できますので、後日、別メールで案内を流します)

この新しい会社と東京国分寺の有限会社カフェスローとが共同経営する「おかげさま市場」が来月オープンします。(4月3日プレオープン、アースデイの4月22日にグランドオープン)
「おかげさま市場」という一風変わった名前が決まるまでの経緯と名前に込めた思いを以下に書いています。名前を募集する時点から広報活動、仲間&顧客づくりが始まっている、というわけです。
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-1796

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「これらを大事にしたら事業が成功する」というキーワードがあります。
だいぶ忘れましたが、だいたい、こんなことです。

か 感謝・感動
き 勤勉・興味
く 工夫・苦労
け 謙虚・健康
こ 行動・こころ

これを書いていたら、ふと思いつきました。
「これらを大事にしたら事業が成功する」かもしれない
皆さんへのメッセージ。

た 楽しむ
ち 知恵を使う
つ ツイテルと思う
て 手を使う、手伝う
と 友だちを増やす

 これから皆さんと一緒にスロービジネスを学び、広める活動ができることをとてもうれしく思っています。

SBSコーチョー
   中村隆市

2010/03/22

おかげさま市場

4月3日に、東京の国分寺駅から徒歩5分のカフェスロー横に「自然食品店」をオープンします。
昨年の11月11日(世界平和記念日)私は、スロービジネススクールの学生たち30数名とスロービジネスを社会に広めるための会社「株式会社おかげさま」をつくりました。

そのおかげさま社とカフェスローとが共同経営する「自然食品店」の名前が決まるまでの経緯と名前に込めた思いを書いてみました。

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自然食品店の名称が「おかげさま市場」に決まりました。

店舗名に応募してくださった皆さん、投票してくださった皆さん
そして、関心を寄せていただいた皆さん、ありがとうございました。

多くの皆さんに関心を持っていただき、大変うれしく思っています。

店舗名は、「番外」も含め最終的に27もの素敵な名前が寄せられました。
そして、50名を超える方から投票があり、まず3票以上の支持があるものに
絞りました。その中から最終候補として3つが残りました。

・うきうき(有機有機)市場
・生ヶ物(なまけもの)市場
・おかげさま市場

それぞれにユーモアや味わいがあり、本当に迷いましたが、最終的に
「おかげさま市場」に決定しました。その理由は、次のようなことです。

 現代人の自然に対する態度は、かつて自然と共に暮らしてきた時代とは大き
く違ってきています。特に産業革命以後「人間にできないことは何もない。人
間は生物の頂点に立つもので、自然を征服することもできる。人間のためなら
自然に対して何をしても構わない」といわんばかりの傲慢な経済活動が続けら
れてきました。

「スロービジネスとは何か」という問いに答えるとき、江戸時代の医者であり
哲学者でもあった三浦梅園の言葉を思い出します。「経済には、独り占めの経
済(乾没)と分かち合いの経済(経世済民)の二種類がある」と梅園は言いま
したが、現代の経済はまさに独り占め経済の典型でしょう。

「自分の会社さえ儲かればいい。自分の国さえよければいい。自分が生きてる
時代さえよければいい。そして、人間さえよければいい」といった自己中心で
人間中心の経済が社会に蔓延してきました。そうした態度の行き着いた先が、
現在の環境危機であり、人間の危機だと思うのです。

この危機を脱するために、私たちはどうすればいいのでしょう?
何から始めたらいいのでしょう?

かつての日本には、自然と共に生きる文化がありました。その一例が、大豆の
種を3粒ずつ植えていく栽培方法です。なぜ3粒ずつ植えるのか、その理由は
、「ひと粒は虫のため、ひと粒は鳥のため、そして、ひと粒は収穫のために」
ということです。

これは、農薬を使って虫や菌を殺し、人間だけが100%得ようとする近代農業
のやり方とは違って、虫や鳥とも分かち合い、共に生きていこうとするものです。

わたしたちは、空気や水や食べ物がなければ生きることができません。それら
は、人間の力だけではつくることができません。微生物や動植物などの多様な
生物と地球や太陽がなければできません。私たちは、そうした自然の中の一員
であり、関係性の中で生かされています。

多くの現代人がどこかに忘れしまった「自然の恵みに対する感謝の気持ち」を
思い出させてくれる言葉が「おかげさま」だと私たちは考えています。
「おかげさま」には、もちろん、人に対する感謝の気持ちも含まれます。

私たちにとって重要な「スロー」という言葉を辻信一さんは「つながり」と
表現しましたが、「おかげさま」という言葉には、人と自然とのつながりや
人と人とのつながりを育み、関係性をより良くしていく不思議な力が宿って
いる気がするのです。

皆さん、ぜひ、この言葉を一緒に広めていって下さい。

なお、4月3-4日にお披露目を兼ねてオープニング・セールを予定しています。
多数の皆様のご来場をお待ちしています。

おかげさま市場 共同代表
吉岡淳、中村隆市

・・・・・・
現在、スロービジネススクールの8期生を募集しています。

2010/03/19

六ヶ所村再処理工場周辺の放射能汚染

◆永田文夫さんにきく六ヶ所村再処理工場周辺の放射能汚染
(三陸の海を放射能から守る岩手の会 世話人)

日時:2010年3月22日(月・休)13:30開始(開場13:10) 
場所:東京都北区「北とぴあ」902会議室(定員:50人)
 http://www.kitabunka.or.jp/ 
 JR線・東京メトロ南北線・都電荒川線 王子駅すぐ 
講師:永田文夫さん
 (三陸の海を放射能から守る岩手の会 世話人)
 http://homepage3.nifty.com/gatayann/env.htm 
参加費:800円
(余剰が出た場合、「三陸の海を放射能から守る岩手の会」に寄付します)

 青森県下北半島の太平洋に面する六ヶ所村に、日本各地にある原子力発電所から出た使用済みの核燃料をぶつ切りにして溶かし、プルトニウムを取り出すための再処理工場があります。再処理工場には原子力発電所にある廃液等の排出濃度規制がないため、建設計画が持ち上がった段階から周辺環境に影響が出るのではないかと心配されてきました。
 2006年3月31日、再処理工場を所有する日本原燃株式会社は、原発から出た実際の使用済み核燃料を用いた試験運転を開始しました。2007年8月から本格操業に入る予定でしたが、トラブルが相次ぎ、現在は今年10月に操業を開始する予定になっています。
 試験運転の開始以来、再処理工場は放射性物質を上空および太平洋に排出し続けています。ここ数年、再処理工場に隣接する尾駮沼(おぶちぬま)のプランクトンや藻類など生物のヨウ素129の濃度が以前よりはるかに高くなっていること(*1)や、太平洋沿岸の海水のトリチウムの濃度が三陸海岸にそって高くなっていたこと(*2)などがわかっています。
 このたび、「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さんに、再処理工場の現状についてお話をうかがう機会を設けました。再処理工場や周辺の放射能汚染が心配なみなさま、ぜひお集まりください。

※1 「平成20年度放出放射能環境分布調査報告書」(財団法人環境科学技術研究所)
※2 「平成20年度海洋環境放射能総合評価事業成果報告書」(文部科学省原子力安全課)

講師 永田文夫さん(略歴)
「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人。1964年から岩手県内の県立工業高校の工業化学科の教員として(釜石市、大船渡市、盛岡市、北上市の4工業高校)勤務。1970年頃、新日鐵釜石の公害問題に取り組む。1972年、岩手県高等学校教職員組合に「公害・環境調査委員会」が設置され、以来委員歴38年。放射性廃棄物に関しては、1981年より、市民団体「放射能汚染から故郷の自然と子どもたちの命を守る会」に参加し活動。2005年2月、青森県六ヶ所村再処理計画に対し、市民団体「三陸の海を放射能から守る岩手の会」を仲間とともに結成し事務局、世話人として活動開始。県議会への働きかけ、国への署名提出などを行い、現在、この問題を広く国、原燃、青森県、岩手県、各議員や漁民などに訴える活動を続ける。いわてCS(化学物質過敏症)の会(副代表)、CS(化学物質過敏症)を考える会(顧問)、NPO青少年自立支援センター「ポランの広場」(理事)。

主催・連絡先:永田文夫講演会実行委員会
FAX 042-740-5036

2010/03/15

原発よりも命の海を!

原発よりも命の海を!ー72時間ハンスト(断食)ー
http://ameblo.jp/nonukes-hunst/

                                  岡田和樹

 僕は瀬戸内海沿岸で生まれ育ちました。小さいころから美しい海辺があるのが当たり前でした。その海辺が見る見るうちに失われていくのを目の当たりにしてきました。そんな中、地元竹原市でハチの干潟が埋め立てられようとしました。瀬戸内海の原風景ともいえるハチの干潟を何とか受け継ぎたいとの想いから、ハチの干潟調査隊を立ち上げて、地元の人たちと干潟の大切さを再認識し、観察会や署名活動などを行い、県や市に要請し埋め立ては中止になりました。今僕たちの世代が、ハチの干潟を受け継いで、さらに次の世代へ受け渡していこうとしています。

 その同じ瀬戸内海の山口県上関町で中国電力が建設を進めている原子力発電所は、奇跡的に残されてきた瀬戸内海最後の楽園を壊します。悠々と泳ぎまわるスナメリたちの行き場がなくなります。それだけではなく放射性物質や温暖化の原因である大量の熱廃水を常に流し、瀬戸内海全域・日本全域にまで影響を与えていくことでしょう。ましてや、原爆の放射能によって傷ついたヒロシマから、原爆と同じエネルギーによって生みだされる電力を作ることを促進する中国電力は、僕たち広島県民との間に大きな溝を作ることです。原子力の平和利用はあり得ません。原子力と共存はできません。

 そんな僕たちの声に中国電力は耳を傾けてくれません。昨年9月から半年にわたり、僕は建設予定地の海上でシーカヤックに乗って、地元の人たちや全国から集まった同じ思いの若者たちと原発反対の意思表示をしてきました。申し入れや協議を拒否された僕たちに残された方法は、現地での直接行動しかありませんでした。しかし、中国電力はそこでも強硬に工事を推し進めようとしました。僕は昨年11月8日に中国電力の指示のもとに動いている下請け業者らに、無理やり押さえ付けられて暴力をふるわれました。その後、地元の祝島の人たちに助けられ緊急搬送され、5日間も入院をしました。中国電力はそのことに対して謝罪もしていません。

 僕は、自分の将来のため・次の世代のため・日本の民主主義のため、そして現地の人たち・命の海のためにも原発がないほうがよいと思います。すぐに工事を中止して、別の方法を僕たち市民や、中国電力の消費者と模索する道を作るべきです。僕は一人の人間として、72時間のハンガーストライキを決意しました。これが今できる僕の最大限の意思表示です。

 どうか、全国のみなさんも上関原発に思いをめぐらせて下さい。この行動にご理解とご協力をよろしくお願いします。

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■【署名ご協力のお願い】

経済産業大臣宛の【上関町(かみのせきちょう)の「原発建設計画中止!」を求める署名】運動が行われています。署名用紙は下記「上関原発を建てさせない祝島島民の会」のサイトから入手できます。ご協力をお願いいたします。

「上関原発を建てさせない祝島島民の会」
http://shimabito.net/
(署名用紙、全国署名用リーフなどダウンロードできます。)

【関連情報】

■「祝島は海を売っちょらん!」(「原子力資料情報室通信」から)
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=850

■「長島の自然を守る会」(長島の貴重な自然について情報満載です)
http://www2.ocn.ne.jp/~haguman/nagasima.htm
 

【中国電力】

■上関原子力発電所(準備工事中)
http://www.energia.co.jp/atom/kami_menu.html

■「上関原子力発電所1号機の原子炉設置許可申請書について(概要)」
http://www.energia.co.jp/atom/press09/p091218-1e.pdf

2010/03/10

地球温暖化対策としての原発推進に反対する環境NGO の要請書

私も賛同しています。

2010 年3 月9日
地球温暖化対策としての原発推進に反対する環境NGO の要請書

原発の推進は持続可能な社会を実現しない
地球温暖化対策基本法案への明記は中止を!

現在、日本政府は、今国会中の成立を目指して「地球温暖化対策基本法案」を 協議している。昨年9 月に新しく誕生した鳩山政権は、日本の中期目標として25%削減を掲げるなど、旧政権下で 他の先進諸国からはるかに後退していた日本の温暖化対策を、前向きに転換したかのようだ。

しかし、具体的施策を講じなくてはならないここへきて、次第にさまざまな矛盾が明らかになっている。特に迷走しているのは、温暖化対策の中心となるべきエネルギー政策についてである。

これまでも民主党の一部議員は原子力の推進を表明してきたが、政権取得以降は、温暖化対策と称して当然のごとく原発推進を公言する事態となっている。経産省の政務三役の発言が目立つが、つい先日、鳩山総理も、まだ協議中の「地球温暖化対策基本法案」に、原発推進を書き込むことを明言するなど、新政権はこれまでの自民党政権よりもなりふり構わぬ原発推進にすらみえる。

原子力が抱える問題は、総理が言及した廃棄物や安全性に関してだけではない。

1990 年から日本の二酸化炭素排出を押し上げてきた最大の要因は、電力部門での石炭使用の増加であり、大規模電源のバックアップとして対になる石炭の利用は、原発推進が続く限り減らすことはできない。現実にも、近年国内では事故や地震による原発停止が続き、化石燃料による発電で補充発電している現状があり、原発が安定的な対策でないことを露呈している。

省エネと自然エネルギーが普及した脱地球温暖化社会は、必然的に、地域が活力を発揮し都市と支え合う地域分散型となり、そうした社会では原子力のような巨大エネルギー供給システムは、 逆に大きな不安定要素となる。

省エネや自然エネルギーの多くが極めて短期間で導入できるのに比べ、原子力の開発・運転開始には十年単位の時間がかかる。また、原子力に集中する膨大な資金は他の対策への投資を遅らせる。原子力を地球温暖化対策に据えることは、他の選択肢を無くすことであり、原子力では、深刻化する気候変動の速度には、到底追いつかない。

現時点では、社民党だけが基本法案における原発推進明記について反対を表明している。そしてこれを取り上げ、あたかもこの反対が基本法の審議遅れの原因であるかのような報道がなされている。

しかし、これは事実ではない。遅れの最大の原因は、産業界や経産省が、総量を規制すべきキャップ&トレード(削減義務付排出量取引)に、肝心の総量キャップを設けず、原単位制を導入しようとしているためである。このような報道は、産業排出の総量規制が法案の最も重要な施策かつ争点となっているという事実を覆い隠してしまう。

また、社民党の原発明記反対の主張に対し“民主党内から「閣内から去るべきだ」と反発の声も”あるという。これは民意を反映した声とは言いがたい。原発推進が市民から広く支持されているかのような認識は、何を根拠としているのだろう。

わたしたち環境NGO は、現政権の中期目標などの温暖化対策を高く評価するが、今まで日本の原子力政策に対してずっと異議を唱えてきたし、温暖化対策としての原発推進に賛同したことはない。不偏不党を原則とするNGO としては、民主党内からも脱原子力を訴える声が上がることを強く望んでいる。

原子力への幻想とともに、化石燃料を主軸にしたこれまでのエネルギー政策が、日本における温暖化対策の失敗を招いている。

政府は、持続可能な社会の実現という環境政策の基本に立ち戻り、地球温暖化対策としての原発推進を撤回し、省エネルギーと自然エネルギーに基づく脱地球温暖化社会の構築に向けて、今すぐ舵を切るべきである。

呼びかけ団体
FoE Japan、JEAN、Office Ecologist、環境エネルギー政策研究所、環境市民、気候ネットワーク、グリーンピースジャパン、グリーン・アクション、原子力資料情報室、大地を守る会、日本環境法律家連盟

賛同個人・団体(順不同 24 時間で集まった賛同です):坂本龍一(音楽家)、広川泰士(写真家)、吉原悠博(美術家)、須黒奈緒(杉並区議)、久保あつこ(旭川市議)、中村隆市(スロービジネススクール)、きくちゆみ(著作・翻訳家/環境・平和活動家)、高木善之(ネットワーク『地球村』)、ナマケモノ倶楽部、足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ、ウォーターワッチネットワーク、自然エネルギー推進市民フォーラム、ワーカーズコープエコテック、おかやまエネルギーの未来を考える会、花とハーブの里、太陽光・風力発電トラスト、グローバルピースキャンペーン、ハーモニクスライフセンター、原水爆禁止調布市民会議、島根原発増設反対運動、平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声、核のごみキャンペーン・中部、浜岡原発を考える静岡ネットワーク、脱原発福島ネットワーク、日本キリスト教協議会平和・核問題委員会、大地の会、地べたっこ、「プルサーマルを知ろう」後志住民ネットワーク、高レベル搬入阻止実行委員会、核燃から海と大地を守る隣接農漁業者の会、くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク、徳山ダム建設中止を求める会、放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜、幌延の高レベル核廃棄物問題を考える旭川市民の会、空と海の放射能汚染を心配する市民の会、福島老朽原発を考える会、原子力行政を問い直す宗教者の会、宗教法人・見樹院、宗教法人・寿光院、原発反対刈羽村を守る会、ウラン残土市民会議、たんぽぽ舎、都労連交流会、現代思想社、郡山の未来をつくる会、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、ミニコミ紙にらめっこ、多治見を放射能から守ろう!市民の会、原発を考える品川の女たち、劣化ウラン廃絶キャンペーン、反核ケセン人、東京電力と共に脱原発をめざす会、原発震災を防ぐ風下の会、原発震災を案じる石川県民、ゆっくり村、チェルノブイリ友の会、櫻井BLUES農場、ぽぽぽの会、『みんなの末来』高知、こおりやま「楽笑村」、ネットワーク『みどりのはらっぱ』、岩崎正(札幌市)、遠藤富美夫、遠藤真知子、遠藤小夜、遠藤数馬(世田谷区)、星川まり(府中市)、大場敏(苫小牧市)、徳山裕(新潟県)、吉田かや子
 

以上

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このままでは公約違反だ! 地球温暖化対策基本法
?200の市民団体、350,000人の全国の市民、
123の地方議会は、実効ある法案を求めます!?
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 今週にも閣議決定が予定される「地球温暖化対策基本法案」が、官僚・産業界・労働組合による猛烈な巻き返しで、骨抜きにされつつあります。
 民主党政権が掲げた、「25%の削減目標」を、他国が動くまで条文凍結にさせ、実質的にキャップのない「排出量取引制度」に落し込めることは、公約違反です。
 MAKE the RULEキャンペーンは、全国約200団体の声、350,000人以上の個人の声、123の地方議会の声、将来世代の声も聞いて、公約を守り、実効ある法律を作ることを強く求めます。 この危機的な状況を乗り越えるべく、院内で緊急に集会を開催します。どうぞご参加をお願いいたします。

日 時:2010年3月10日(水) 9時30分?10時30分
場 所:参議院議員会館 第5会議室
内 容:
 ・MAKE the RULEキャンペーンの要望
 ・地球温暖化対策基本法案の問題点
   ?「25%削減」の条件付け
   ? キャップ&トレード排出量取引のキャップなし
   ? 原発の推進の問題
   ? 再生可能エネルギー制度と目標の弱体化
 ・署名提出セレモニー(紹介議員への出席をお願いしています)
 ・要請文提出セレモニー(政府代表の方に出席をお願いしています)

※取材自由/ご関心あるかたはどなたでも参加できます。(申込不要)
 ただし、混雑のため座席がご用意できないこともございますが、ご了解ください。
(直接、参議院議員会館までお越しください。入口で通行証をお渡しします。)

主催・連絡先:MAKE the RULEキャンペーン実行委員会
 TEL: 03-3263-9210、FAX:03-3263-9463 jimjim@maketherule.jp

何世代にも続いていける農業へ(1)

昨年、インタビューされた記事がウェブにアップされています。

何世代にも続いていける農業へ(1)
http://www.data-max.co.jp/2010/01/1_229.html
[特別取材]

2010年01月06日 17:01 更新

目先にとらわれず広く・長い視野のすすめ
ウィンドファーム  中村隆市社長

 遠賀郡でコーヒーの卸売りを行なっているウィンドファームは、発展途上国から有機農法で作られたコーヒー豆をフェアトレードで購入し、焙煎して販売している会社である。20年以上前から途上国での活動を始めており、さまざまな媒体で取り上げられるなど全国的に注目を集めている。世界をまたにかけて活動している中村隆市社長に、途上国での苦労話とその信念を伺った。5回に分けて連載する。

きっかけは公害病のドキュメンタリー映画
インタグ生産者の家族と中村社長
 ―事業を始められたきっかけを教えてください。

 中村 10代の終りに映画を作ろうと思い、今村昌平監督の映画塾(現・日本映画学校)に通いました。私はその一期生なのですが、あるとき、友人から誘われて水俣病のドキュメンタリーを見ました。特に胎児性水俣病の話が衝撃でした。母親が妊娠中に有機水銀で汚染された魚を食べて、その水銀が胎児に移行して胎児性水俣病の患者さんが生まれました。患者である子供たちの多くは歩くことができなかったり、自分で食事ができなかったりと重度の障害を持って産まれてきました。子供たちは、自分が水銀を引き受けて障害を持つことでお母さんの命を救ったという側面があるのです。この記録映画を見て大変なショックを受けました。彼らが生まれたのは、ちょうど私が生まれた頃で、しかも私の母は熊本県出身でしたから、私が水俣病を持って生まれてきてもおかしくなかったんです。それを知って、余計にショックを受けました。

 それが環境問題に関心を持つキッカケでした。その頃、有吉佐和子の「複合汚染」という小説が目に留まりました。内容は、小説だけども、私たちの身の回りにあふれている農薬や食品添加物などの化学物質の問題を扱っていて、仮に1つ1つの化学物質が安全だとしても、複合すると非常に危険が高まると書いてありました。それが頭に残っていまして、映画学校を出た後、有機農業に解決策を見出し、自分で有機農業を始めました。
翌年、できのいい野菜を選んで路上で売ってみたんですが売れないんです。なぜ売れないのか聞いてみたら「見た目が悪い」とのこと。大きさや形がバラバラだとか、わずかな虫食いでも商品価値がないというのです。私から見たら非常においしいし、栄養価も高く、食べ物としては大変優れているのですが、見た目が悪いということで評価されなかったのです。そういう体験をして、有機農法はすばらしいけど、今の消費者の意識では広まらないと感じました。

 どうしたらよいかと考え、生活協同組合(生協)に就職しました。7年間、有機農法を広める仕事を担当しました。そのとき、農薬の勉強会と合わせて有機農業を体験する機会をたくさんつくりました。生産者と一緒に体験することで、有機農業にはどれだけの手間暇がかかっているかを知ってもらったり、作物が成長することの喜びを実感してもらいました。そして、生産者と一緒に食事しながら、農業の大変さと素晴らしさを語り合うわけです。そんな体験をすると誰もが有機農産物の有り難さを感じます。そして消費者の意識も変わっていきました。今までは、キャベツ1個が50円で売られていたら「安い、うれしい!」と思っていたのが、有機農業の体験をした人たちは「安すぎる。これでは生産者が生活できない」と思うわけです。どれだけの手間をかけているのか知っている消費者は、生産者の立場になって、有機農業の大変さと素晴らしさをどんどん伝えていくようになり、有機農産物が生協内外に広まっていきました。

*フェアトレードとは安全で安心な作物を継続的に安心して作ってもらうために一定の価格を保障すること。発展途上国では作物が安い値段で買い叩かれている現状があり、生産者の保護が行なわれていないことが多い。

(つづく)

2010/03/09

でんきをナマケよう! 

=====転送大歓迎====

◆◆ でんきをナマケよう!         ◆◆
◆◆ アンペアダウンワークショップ@青森 ◆◆ 

「100万人のキャンドルナイト」を呼びかけるナマケモノ倶楽部が
今度はでんきそのものをナマケちゃう大胆なキャンペーンをスタート。

その名も「アンペアダウン」。http://www.sloth.gr.jp/a-down/
「家のアンペア設定を1ランク下げて、CO2もでんき代も減らしちゃおう」
というポジティブな提案です。

ワークショップでは、アンペアダウン実践者の声を聞きながら
(意外とフツーの生活!?)、でんきをナマケる暮らしのアイデアを交換。
一緒にアンペアダウン、はじめてみませんか。

ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしております。

—-*—–**———*——**———*—**——
日時:3月14日(日)14:00?16:30
http://www.sloth.gr.jp/aboutus/event/2010/100314.htm
会場:十和田ふれあいホール(十和田市稲生町17?2)
    十和田商店街の中、スーパーホテル十和田隣
トーク:山本勇樹(六ヶ所あしたの森事務局長)×ナマケモノ倶楽部
参加費:500円(青森県民無料)
交流会:17:00?風のひろばにて(要申込)
http://kazenohiroba.blogspot.com/
お問合せ・お申み先:ナマケモノ倶楽部
*お名前、参加動機、交流会の有無を添えてお申込ください。
 E-mail:info@sloth.gr.jp Tel:03-5637-7440
プロフィール:
◎山本勇樹
1981年千葉市生まれ。4月から青森在住。「トイレを変えれば世界が変わる」と
信じ、トイレという切り口から環境問題を考える。日本トイレ研究所(日本トイレ
協会)をはじめ、様々なNPO/NGOに参加し、現在は「持続可能な未来の暮らしを
実践、発信する。またその『場』づくり」を目的とした「六ヶ所あしたの森」
プロジェクトに取り組む。http://www.ashitanomori.net/

協力:風のひろば、六ヶ所あしたの森
主催:ナマケモノ倶楽部
助成:マイクロソフトNPO協働プログラム

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ナマケモノ倶楽部事務局・岩澤 直香
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-2-13高橋ビル201号
Tel/Fax 03-5637-7440
naokka@sloth.gr.jp http://www.sloth.gr.jp
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